「アンカー」鳩山内閣の特徴&日米間3つの難題と抜け道
2009.09.17 Thursday 03:00
くっくり
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村西利恵
「アメリカの国務省の幹部は『我々が必要なのは「お金」だ』と」
青山繁晴
「はい。要するにタリバンが支配していてですね、そこにたとえば自衛隊が入っていって、今の憲法と今の自衛隊法では何もできないわけですから、結局日本は何もできないから、アメリカの国務省からしたら、もう結局日本はお金でいいんじゃないのということを、僕に言う人いるんですよ」
村西利恵
「それじゃ昔と一緒ですね」
青山繁晴
「昔と一緒で、しかもこれ国務省だけなんですよ。で、たとえば国防総省とかホワイトハウスの考えとは一致しない。ま、このようにインド洋の給油の問題も非常に困ったことになってるんですが、なっていくんですが、今、村西さんが昔と同じじゃないかと言ってくれたのは、これとても大事なポイントでですね。91年に湾岸戦争があって、その時に日本は1兆2000億円ぐらいのお金を出したはず。だから私たちは増税もあったし、赤字国債を発行して、子々孫々につけも回した。ところが湾岸戦争が終わってその、当事国のクウェートが感謝するって新聞広告を出したら、日本の名前は省いてあったと。お金を出したのにどういうわけだというのがまあ、日本のトラウマだと言われてきたんですが、実は本当はこのお金はそもそも1兆2000億じゃなくて1兆6000億ぐらい日本は出していて、しかもそのうちクウェート、多国籍軍に渡ったのはごく一部で、1兆2000億以上のお金が実はアメリカにこっそり渡っていたんじゃないかという疑惑が、もう長年指摘されてるんですね。それに関係している大物の政治家も実は水面下では言われていて、つまりその、鳩山政権がインド洋の給油の問題で苦しんで、最後はお金だになったら、そういう、村西さんが言った通り、古きも古い、その、いわば汚れた部分というのがまた動くんじゃないか。何もそこは清算されてないからですね。そういう懸念が実はあるということを、皆さんにここは知っていただきたいんですね。で、その上でですね、今日の後半はその中で、政権交代で希望を見つけるとしたらどこなのか。その、その希望の足掛かりとして考えるべきは何なのかということを、このあと後半でお話ししたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」
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