「アンカー」鳩山内閣の特徴&日米間3つの難題と抜け道
2009.09.17 Thursday 03:00
くっくり
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青山繁晴
「皆さんちょっと僕の手を見て下さい。こういう渓谷があるんですね、こういう峡谷があってですね、ここ当然水が流れていて、ここにダムを造る、ね。で、見たダムはですね、見たダムはこの上の方にでっかいダムが造られてて、そこを見ながら、それを設計し建設した人々が僕に何言ったかというと、青山さん、本当はね、下の、こんなちっちゃなダムでよかったんですよ、ところがね、役所の方から、こんなちっちゃなダムじゃ予算が不十分だから、もっとお金使いたいから、この、上に上げて、その、でっかくしてくれと言われたと」
村西利恵
「えーーー」
青山繁晴
「で、このダムだけじゃないんです。あそこもここも、ここもあそこもってね、僕言われて、もう実はそのうち何カ所か自分の足で行ってみたんですが、その、地元の人に聞くとやっぱりそういうことはあったようなんです。そういうことを、前原さんがこの、テーブルに出してきたら、ただただ、このダムの見直しというだけじゃなくてですね、本当は今まで私たちのお金が何に使われたってことがはっきりしてくると思うんです(一同同意)。それからたとえば仙谷由人さんは行政刷新会議担当大臣って新しい仕事ですけどね、これもすいません、僕の経験談から1個申すとですね、たとえばあるシンクタンクでね、僕の信頼してる研究員、若い研究員がいて、毎年年度末になると僕に連絡を取らなくなるんですよ。不思議に思って彼の会社に行って、君は今日何してんの?と、まあ夜中に行ってみたらですね、新聞のコピーしてんですよ。それ何やってるかというとね、要するに予算が余ったからその、複数の役所からですよ、明日の朝までに適当に報告書を作ってくれと。タイトルはこれだと。お金は3000万出すと。中身はいいんだと。だから関係ない新聞紙をですよ、皆さん、その、関係ある新聞記事ならまだマシ。関係ない新聞紙をとにかくコピーして、綴じてですよ、表紙と裏だけ作って、とにかく役所に出して、役所はそれを受け取ったらですね、これは機密報告書だからっていうことで、名目で、裁断するんですよ」
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