GHQ焚書「敗走千里」より支那軍の実態

2009.08.23 Sunday 02:41
くっくり



 陳子明と再会した王祥謙は、彼にこのようなことを語ります。

 「僕は、あの送別會の時云つたらう。中國は今は世界各國の半植民地になつてゐる。どうしても彼等の巣喰ふてゐる勢力を追つ拂(ぱ)はなければならない。別けても日本の重壓(じゅうあつ)は甚だしい。第一番にやつつけなければならないのは日本だ——と」(p.87)

 中国は現在、まるで日本だけが侵略者だったかのように言っていますが、もちろん実際はそんなことはありませんでした。

 ちなみに王祥謙の送別会については「日本の官憲の監視下における会合である以上、あまり激越なことは言えるものではなく、それが精一杯だった」と記述されています。
 が、陳子明によれば、王祥謙はその送別会で他にこのようなことも言っています。

 「中国は軍事、科学、文化、あらゆる角度から見て日本より一足遅れている。だが、それが同じ水準に達した時、日本は決して我が中国の敵ではあり得ない」
 「国土、資源、人口の優越する中国は、必ず日本を倒すことができる」
 「打倒日本の声は今や中国全土に起こっている」

 官憲の監視下にあったわりには、けっこう過激なことを言ってるように私には見えるんですが(^_^;

 王祥謙はさらに続けます。

 「幸ひにして、中國は今や歐米諸外國の同情を得てゐる。彼等をうまく誘導することに依つて吾々はやがて、自分達は手を拱(こま)ねいてゐて、歐米諸國と日本とを戰はせるのだ。彼等は何れも野獣に過ぎない。彼等は、我が中國を獨占しやうと思つて何れかゞ斃れるまで闘ふだらう。それが野獣の本性だ。そして今はそこへ行くまでの過程にあるのだ。もう暫くの辛棒だ」(p.87)

 ここのくだり、すごく核心突いてますよね。情報戦に弱かった当時の日本は(今も弱いけど)、中国の欧米向けプロパガンダにすっかりやられてしまいましたから(T^T)
 しかも日本だけでなく欧米諸国も「野獣」であると。このあたりの記述はGHQの心証を悪くしたかも?

 さて、陳子明は王祥謙に「兵卒として戦場に行けば銃殺刑は避けられる」と説得され、結局それに従うことにします。
 陳は彼の部屋を出るとすぐに軍服に着せ替えられ、それから1カ月間、猛烈な軍事教育を叩き込まれたのでした。そして彼は王祥謙が指揮する「第十中隊」に配属されます。

[7] << [9] >>
comments (17)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」新政権を襲う重大な2つの試練 新型インフルと北朝鮮
「アンカー」北“弔問外交”の狙い&民主政権で日本沈没? >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]