「アンカー」オバマ“核廃絶”は実現可能か?

2009.08.13 Thursday 02:59
くっくり



青山繁晴
「はい。この本音と書いたのは、その、本当に目指してるのはね、それがずーっと、100年も200年もあとは核なき世界を目指してると、その、思ってるかもしれない。自分の生きてる間にはできないともおっしゃってましたから」

村西利恵
「おっしゃってましたね」

青山繁晴
「演説の中でね。しかし当面はほんとはこういうことを言ったってのは、政治的な目的があって、それは本音であって、一つは核兵器の維持コストっていうのは実は大変なんですよ。で、これは日本のように核兵器を持ってない国にはやや思い込み、誤解があってですね、たとえば評論家の方でも日本は核兵器さえ持てば、今の防衛費がずっと安くすむんだという方もいらっしゃるんですよ。講演会などでおっしゃってる方いますが。実際の核の現場を訪れてみますとね、僕はロシアへは行ったことないんですけども、その、アメリカの核の現場行ってみると、もう維持コストは大変なんですよ。その、維持・管理が大変な上にその、人材も一番良い人材を投入しなきゃいけないし、核兵器って意外に劣化が進むもんだから、新しく更新していかなきゃいけない」

岡安譲
「へえー」

青山繁晴
「持ってるだけで大変なんですよ。ところがアメリカは去年9月からの金融危機でカネがない。ロシアもその、天然ガスとか油の値段が下がってしまってカネがない。だからそこで実はあの、利害が一致するから、とりあえず美しい言葉で飾ってるけども、要するに維持費を減らしたいっていうのが本音の目的なんですよね」

一同
「うん」

青山繁晴
「それからもう一つ、このテロリストの手に渡さないっていうのは、その、イランとかその、それから北朝鮮も含めてアメリカが神経質になるのはですね、そこがイスラエルと違うところっていうのはアメリカの本音なんですよ。というのはイランがもし核開発していったら、これをテロリストに売るんじゃないかと。で、テロリストとアメリカは、要するにアメリカは勝てないでいるわけですね、未だね。イラク戦争、結局勝てなかったでしょ。だからこれアメリカだけでできないから、テロリストの手に渡さないためにはアメリカの力だけじゃなくて、世界中の力を借りなきゃいけないから、だからこういう世界が反論できない言葉で綺麗に表現してみせたと。それがオバマ演説のいわば正体ではないかなと思うんですね。で、このことについて実はアメリカの国内でも、オバマさんのいわば支持層から疑問の声が上がってて、それはこれなんですね。はい」

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