「アンカー」オバマ“核廃絶”は実現可能か?

2009.08.13 Thursday 02:59
くっくり



岡安譲
「オバマ大統領のプラハでの演説というのは、もちろん広島、長崎の被爆地の皆さんにとってはもちろんですが、ま、核廃絶を願う全ての人にとって力強いメッセージだったとは思うんですが、ただ、その美しいバラ、その核廃絶という花を咲かせるためには、とってもすごーい道のりのトゲが待っているんだということなんですが、青山さんに詳しく解説していただきます」

青山繁晴
「はい。あの、今、VTRにもちょっとありましたけどね、その、4月5日、プラハでオバマさんが演説したその翌月の5月に、林ちゃん、何がありましたか」

林弘典
「はい、あ、何ですか?」

岡安譲
「過去最速の質問ですね、これは……(一同笑&ざわざわ)」

青山繁晴
「4月5日にオバマ大統領があの、プラハで演説をして、その翌月、5月に何がありましたか」

林弘典
「核実験」

image[090812-06title.jpg]

青山繁晴
「その通り。よかった(一同笑)。最初何かちょっと凍りついた感じなんですけど(一同笑&ざわざわ)。5月に北朝鮮が2度目の核実験をしました。さっきあの、VTRでもありましたけれども。だからさっそくオバマさんの核なき世界っていう演説に対して、挑戦が始まったとも言えるんですけどね。しかしその、北朝鮮のことだけじゃなくてですね、この広島、長崎の被爆者の願いにこれがつながるのか、ひょっとして逆作用が、逆効果になったりしないのかってことを、僕はすごく心配してるわけなんですね」

村西利恵
「逆効果ですか」

青山繁晴
「で、あの、まずちょっとお話ししておきたいんですけど、あの、実は僕、新人記者の時代から、つまり外交・安保とか専門の仕事をする前からですね、広島と長崎にもう訪ねていきまして、あの、全部正確に数えたわけじゃないけども、広島には30数回、長崎には20数回行ってるんですね。あわせて60回以上行ってますけれども、そこで多くの被爆者にお会いしました。たとえば忘れられないのは、長崎の荒れ果…、ごめんなさい、あの、ありのままに言うけど、荒れ果てた一軒家に被爆者のおばあさんが一人で住んでおられて、で、その時にね、まさしく、どうして核なんか作るんかのうという話をされましたよ、その、そんなものを作られたために、その、自分たち、普通の生活者がずーっと生涯ですね、家族を失い、そのおばあちゃんもあの、今、健在かどうか正直分かりませんけども、その、後遺症にずっと苦しんできたわけですよ。だから、あの、僕は普段この番組でも何度も申しました。その、日本も核武装する権利はあって、自然権として主権国家としての権利はあってですね、議論をすることによって抑止力になったり、日本も被爆国だからと言って最初から持っちゃいけないってことになりませんと。ただ、同時に僕は日本の核武装にあくまで生涯かけて反対しますと言ってきたのは」

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