日本とトルコ 友好の歴史

2009.05.23 Saturday 02:29
くっくり



 また、元駐日トルコ大使ネジアティ・ウトカン氏は次のように語っています。

 「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人達や日本人がしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人達は忘れていません。私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。トルコでは子供達でさえエルトゥールル号のことを知っています。今の日本人が知らないだけです。テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです」(濱野晃吉「エルトゥールル号が結んだ日本とトルコの友情」新しい歴史教科書をつくる会会報『史』平成20年5月号)

 エルトゥールル号遭難から95年も経っていたのに、トルコの人々は明治の日本人が示した真心と献身への感謝を忘れていなかったのです。

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 ちなみにこちらは、日本との修好100年を記念してトルコが発行した切手だそうです。微笑むトルコ女性と日本女性、その後ろにはエルトゥールル号が描かれています。


 かつての人気テレビ番組「兼高かおるの世界の旅」で有名な兼高かおるさんは、世界で最も親日的な国はトルコだと述べています。
 トルコ人に「どの国に行ってみたいか」と聞くと、9割もの人が「日本へ行きたい」と答えるそうです。

 その背景には、もちろんエルトゥールル号の遭難者救助のエピソードをトルコ人がよく知っているということもあるのでしょうが、しかし、日本とトルコのつながりにはもっと大きな歴史的な背景があります。

 というのは、かつて両国とも帝政ロシアの南下政策に直面しており、地政学的に見て似たような立場に置かれていたのです。

 ロシアの南下を地中海の出口でおさえていたのがトルコ。他方、東アジアでおさえていたのが日本でした。
 ロシアは満州から朝鮮半島に進出してきましたが、これと日本が対決したのが日露戦争です。

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 トルコは日露戦争で日本に対する最大限の支援を行いました。

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