さくらさくら今咲きほこる(写真と和歌)
2009.04.07 Tuesday 23:30
くっくり
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【高砂の 尾上(おのえ)の桜 咲きにけり 外山(とやま)の霞 立たずもあらなむ】
「遠くの山の峰の桜が咲いたよ。人里近い山の霞よ、どうか立たないでおくれよ。(桜が見えなくなってしまうから)」
権中納言匡房
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【もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし】
「わたしがあなたをしみじみいとおしいと思うように、あなたもわたしを、しみじみいとおしいと思っておくれ、山桜よ。花より他にわたしの心を知る人もいないのだから」
前大僧正行尊
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【久方(ひさかた)の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ】
「のどかな日のひかりのさしている春の日に、なぜ桜の花は静かな心もなく、このように忙しく散ってゆくのだろうか」
紀友則
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【一目見し君もやくると 桜花 けふは待ちみて ちらばちらなん】
「桜の花よ、ちょっと顔を見せた人が、もう一度来るかもしれないから今日一日だけは散るのを待ってみてくれ。それでも訪れない時は、お前の勝手で散って貰おう」
紀貫之
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【おしなべて 花の盛に なりにけり 山のはごとに かかる白雲】
「すべての花(桜)が盛りになったなあ、山のどの稜線にも白雲がかかったように花が咲いているよ」
西行
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【願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ】
「もし願いが叶うならば、爛漫たる桜の花のもとで死にたいものだ、まさにその2月15日(太陽暦の3月末)の満月のころに」
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