橋下知事就任1年 世論調査まとめと雑感

2009.02.07 Saturday 01:28
くっくり


 「天狗になってしまうかもしれないので、気付いたら皆さん僕に注意をして下さい」
 「まだ若くて道を誤ってしまうこともあるだろうから、どんどん批判して正しい方向に導いて下さい」
 「メディアは僕の味方になってはいけない。チェックしてもらわないといけないから。記者会見でも厳しい意見が飛び交うが、ありがたい」。

 こういう「メディアの皆さん、言いたいことはどんどん言って下さい」的な姿勢は、就任時から変わりませんね。


 府民一般からは、過激発言と絡めて「高圧的だ」「傲慢だ」と批判されることも多い橋下知事ですが、それはテレビのニュースやワイドショーが、そこだけ切り取って放送してるからという面も大きいと思います。

 それでも産経新聞の調査では、過激発言については「気にならない」が53.0%、気にならないどころか「もっと過激でもよい」という声も17.4%あったわけで。
 大阪という土地柄もあるんでしょうが、それ以上に、「私たち府民の声を代弁してくれている」「府民に代わって職員たちのお尻を叩いてくれている」という思いが強いんだろうと思います。

 私も「あちゃー、橋下さん、また言うてもーたわー」などと思ったりもしますが、けど、それぐらい言わないとなかなか事態が動かないのも確かです。
 過激発言をすればメディアが注目する、メディアが注目すれば府民も注目する、府民が注目すれば言われた側も動かないわけにはいかなくなる。
 橋下知事も、そのへんをもちろん計算して言ってるわけです。


 が、一方で、ちゃんと相手を立てることも忘れないんですね。
 ……そこをまた「あざとい」と感じる人もいるかもしれませんが(^_^;

 ここ数日間のテレビでの発言を見ていても、たとえば府職員については、「高い支持率は職員のおかげ。僕が言った方向性を職員が府民の納得するような形で実現してくれてるので」。

 また「くそ教育委員会」発言でおなじみの大阪府教育委員会についても、「お互いもともと価値観は違ったが、方針を決めてからは、大阪府教委の事務局は世界で一番働いてくれている。僕の娘が『やたらと宿題が多くなった、プリントが多くなった』と言ってる。『橋下、あいつ見返してやる』ってことで事務局が頑張ってくれた。教育現場は確実に動き始めた」。

 そして交渉術にも長けている。何せ弁護士さんですから。

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