TBSの東條英機のドラマを見て感じたこと
2008.12.25 Thursday 05:21
くっくり
まとめのナレーション。
ルーズベルトの思惑通りになったが、彼は3年後、勝利を見ることなく死去した……。
結局始まった戦争で、たくさんの人が死んでいった……。
東郷は平和主義者だったのにアメリカに断罪された……。
近衛文麿の長男はシベリアで死亡。その妻曰く「軍人は戦争したがる」……。
東條の獄中ノートには「日米交渉は誤解の連続」……。
統帥権という魔物は消え、天皇は象徴となった……。
東條処刑の日の徳富の日記には「東條は首相の器に非ず」……。
東條の葬儀は60年前の12月24日に行われた……。
_________________________大ざっぱな内容紹介ここまで
――という感じで。
他にもいろんな人物が出てきたり、ナレーションで説明があったりしたんですが、はしょってます。そもそもが長丁場のため始めから終わりまでじっくり見てたわけじゃないので(T^T)
特に会議のシーンはたくさんあって、やりとりを細かく再現してたようです。
で、私の感想ですが、「それを言っちゃおしまいよ」かもしれませんが、大東亜戦争開戦だけをテーマにしてる上に、東條が首相になる少し前から始まってるので、それまで日本のたどってきた道筋がよく分からない作りになってたように思います。
ただ、事実を淡々と描いているなという感じはしました。TBSってふだんはほぼ完全に軸足が左なので、その点で言えば異色のドラマだったのかもしれません。
よく知らない人がこのドラマを見たら、「世間で言われてるほど東條って悪い人じゃないんだな」と感じたんじゃないでしょうか。少なくとも「独裁者」には見えなかった。
逆に、左の人は「東條を美化しすぎだ」とか言い出しそう。TBSはそれでいいんでしょうか?(^_^;
良かったのは、「軍部だけでなく政治にも、マスコミにも、国民にも、戦争を煽った責任がある」というスタンスがそこかしこに見られたこと。
また、東條は望んで首相になったのではなく、陸軍が押し立てたのでもない、ということも分かるようになってました。
あと、当時は官僚も海軍も陸軍も、みんなとにかくバラバラで、話し合いをしてもなかなか決められなかった。軍部だけでなく外務省はじめ官僚にも問題があった。……ということも分かるようになってたと思います。
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