「アンカー」中国発?新型インフルエンザとチベット(付:08憲章)

2008.12.18 Thursday 03:27
くっくり



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青山繁晴
「つまりチベットの高度な自治とか独立とか言わないように政治教育を受けてる現実があって、なおかつ庶民の暮らしも極めて追い込まれた状況にある。ね。で、それをダライ・ラマさんは、中国はむしろ態度が悪くなったから失敗だったと言ったんだと。ところがそれを受けて、じゃあ強硬路線に行くかっていうと、それ行かないのは、あっくまでもインドの亡命地域から強硬って言っても、そのチベットの中にはもう誰も入れない現実があるわけだから、むしろそのお坊さんが殺されたり、あるいは庶民の暮らしがもっとひどくなったりすることを考えると、もうやっぱり対話続けましょうとしか言えなかったと。ね。ところがその亡命チベット人が僕に指摘したのは、やっぱりそうなった大きな原因はこれなんですと」

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村西利恵
「『中国から世界の関心が離れると、中国はやりやすくなる』と」

青山繁晴
「はい。やりやすくなってると。つまりオリンピックが終わるまでは関心持ってくれたけど、オリンピックが終わったら、すーっと関心離れていったと。で、『それを中国はチベット問題だけじゃなくて、日本の国益に直接関わることでもちゃんとやってるじゃないですか』と亡命チベット人に言われて、僕はそれ『尖閣諸島のことですか?』と言ったら、『ああ、その通りです』と言われたんですが、これ皆さんもご存知だと思いますよ。ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「今月8日でした。中国の海洋調査船が尖閣諸島に領海侵犯」

青山繁晴
「ええ。これね、例によって海洋調査船と言ってるんですけど、僕自身が尖閣諸島に行ってみると、これだいたい海軍の船なんですね。今回僕はこれ直接確認してないけど、実はほんとは中国人民解放軍の、海軍の船なわけですよ。で、こないだ、つい先日福岡でね、日中韓首脳会談やりましたね。それで麻生さんと、その中国の温家宝首相の首脳会談もあって、その時に麻生さんははっきりと、きっぱりと、これはおかしいと、尖閣諸島は日本のものだと言ったら、温家宝さんは胸を張ってですね、いや、もう昔から中国のものだと言って、これ物別れになってしまったわけですよ。で、そのチベット問題に関心が薄れたのと同じように、その中国のアクションについて、オリンピック終わったら急に日本も含めて世界中関心が薄らいでるから、これチベットだけの問題じゃないですよということを、たとえば亡命チベット人は指摘して、それは亡命してるから正しいっていうんじゃないですよ、だけど、一定の中身は僕はフェアだと思います。で、その上でね、この、もちろんその、チベットについて中国は今のところ、内政問題だから干渉するなといろいろ言われてる。で、その主張はともかくとして、中国の主権ももちろんちゃんと尊重しなきゃいけませんが、少なくとも今、私たちが、チベットにいる庶民も含めて、この豊かなはずの日本にいる人間も含めて、新型インフルエンザのその現実に今、立ち向かおうとしてるんですから、まさしくチベットにWHOの公正な調査団を受け入れさせるように、本当は日本政府が先頭になって、それは隣国の話ですから、しかも首脳会談やれるようになってパイプもあるわけです。これを僕は今、やらなきゃいけないと思ってます。で、これも国際協調でやれる話だと思います」

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