【超緊急】国籍法改正案 あなたのFAXが日本を救う
2008.11.15 Saturday 20:41
くっくり
え？ご存知ない？無理もありません。産経新聞以外、テレビも新聞もほとんど報道していないんですから。私も読者さんからいただいたコメントやメールで知ったぐらいです。
国際法改正案が出てきたきっかけですが、2008年6月の最高裁にて、現行法の国籍法3条1項が憲法14条の法の下の平等に反するとして違憲判決を下したことに端を発しています。
この改正案が通れば、日本人男性に認知してもらうだけで、婚姻関係の無い外国人女性との間にできた子供に対しても日本国籍を与えることができるようになります。本人たちがそうだと名乗れば誰でも日本人になれてしまうのです。
問題点を大まかに言うと、このようになるかと。
・国籍取得届の虚偽届出について1年以下の懲役、または20万円以下の罰金という罰則を新設したが、違反した者への刑罰が軽すぎる。抑止効果が期待できない。
・自己申告である認知と聞き取り調査のみなので、虚偽の申請を見抜く確実な方法がない。偽装認知などダークビジネスの温床になる恐れがある。
・偽装認知を防止するために、DNA鑑定導入を必須とすべきではないか。
image[081115kokuseikhou.jpeg]←偽装認知の分かりやすい例です。
画像をクリックすると新規画面で拡大されます。
これらも含め、問題点などはここにまとめられています。
国籍法改正案まとめWIKI
あと、勘違いされている方もいらっしゃるかもしれないので、念のため。
二重国籍の容認については今回の法案には盛り込まれていません（私も最初は混同してました）。
これは、自由民主党政務調査会の法務部会国籍問題に関するプロジェクトチームの第15会合で、河野太郎座長が私案として提示したものです。
私案の内容は河野太郎氏のブログを参照。
もちろん、これはこれで私たち国民は声を挙げていかねばなりませんが、今回の改正案とはあくまで別ってことで。
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１コ前の拙エントリー【緊急】国籍法改正案についてにコメント下さった皆様、ありがとうございます。コメント欄がだいぶ伸び、せっかくの有益な情報が目に留まりにくくなってきたようですので、こちらで新たにまとめておきます。
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