「アンカー」テロ国家指定解除で拉致問題は?(付:中国毒インゲン)

2008.10.16 Thursday 03:13
くっくり


村西利恵
「ここでズバリキーワードは『あなたが何をするか』。この拉致問題での日本がとるべき新たな戦略、そして私たちには何ができるのか、お知らせの後、青山さんにしっかり話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「前半の青山さんの主張は私は全くその通りだというふうに思います。そこで2つめのキーワード『あなたが何をするか』、これは私たち自身に突きつけられている問題だと思うんですよね。ですからその解説から続きをお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、僕らが何をするかを考えるためには、まずその北朝鮮にとってはですね、視点を北朝鮮の方にむしろ最初置いてね、北朝鮮にとってはアメリカがテロ国家の指定をもう解除しました、それによって何が期待できるのかっていうことをまず考えるのからスタートするのがいいんです。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「テロ指定が解除されたことでどう変わるのかというと、北朝鮮は世界銀行、そしてアジア開発銀行から融資を受ける道が開ける」

青山繁晴
「はい、まあテロ国家だという指定が外れたら、金正日さんのメンツが立つっていうね、報道時々あるんですけど、ま、それ全然ないとは言えないけど、もっとしたたかですから、そんなことよりも中身のある話なんですね。で、さっき言った通り、北朝鮮は今、破綻国家です。実はこの日本国もかつて破綻国家だったんです。広島・長崎に原爆落とされ、国土は焼き払われてですね、破綻国家だった。それがどうやって甦ってきたかというと、この世界銀行から、これ前にも『アンカー』でお話ししましたが、融資を受けて東海道新幹線や、あるいは東名高速や、あるいはこの大阪で言うと関西電力の黒四ダム、それ全部世界銀行の融資をもとにして造られたものです。で、北朝鮮はそういう歴史をよく勉強してるから、この破綻国家、今の独裁国家でありながら、何とか経済を良くしていくのは、たとえば中国のような改革開放をやったら独裁者不要になるかもしれないから、北朝鮮では。だからもうこういう融資を受けるしかないと思ってるからこそ、このテロ国家の指定解除をしてほしかったんです。テロ国家に指定されてたらですね、世界銀行にしろアジア開発銀行にしろ、テロ国家にまさか融資なんかできるわけないじゃないですか。だからできなかった。それができるようになるということなんですね。そうすると、これだけ見たらこのまま進むように見えますが、実はその世界銀行、アジア開発銀行の主役は誰かというと、これなんです」

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