「アンカー」テロ国家指定解除で拉致問題は?(付:中国毒インゲン)
2008.10.16 Thursday 03:13
くっくり
山本浩之
「何か出さなきゃいけなかったんですかね?」
青山繁晴
「あのね、北朝鮮の国内でも相当噂になってるらしいですから」
山本浩之
「ああー、長いこと見てないから」
青山繁晴
「はい、それで話をアメリカに戻しますとね、アメリカはだから、さっきのその軍部の影響力が強くなってることと同時に、金正日さんがひょっとしていつ亡くなるかしれないってことは、やっぱり考えなきゃいけないから、けっこうとんでもない妥協をしてしまった。はい、これですね」
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村西利恵
「はい、アメリカの新たな『妥協』。それは、申告していない施設を査察するには北朝鮮の合意が必要」
青山繁晴
「ええ。これもう見ただけで誰でも無茶な話だとわかると思うんですけれどね。まず、今、北朝鮮が申告してるというのは、この『アンカー』で何度も言いましたけど、もう使い古しの原材料を造る施設の寧辺だけです。その長崎型の原爆を造る、プルトニウムを造ってきた寧辺の施設だけ申告してですね、その原材料を使って実際に爆弾作った工場や、あるいは一昨年やったその核実験の実験場とか申告してないわけですから、その寧辺を今さら調べたって、査察したって意味ないわけですよ。ところが他の所は全部北朝鮮がうんと言ってくれないと、今後査察ができない。北朝鮮はうんと言うわけないじゃないですか」
山本浩之
「むちゃくちゃですねー、それは」
青山繁晴
「だからこれ、結果としてどういうことかというと、こういうことになるわけです」
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村西利恵
「北朝鮮を核保有国としてアメリカが承認したも同然だと」
青山繁晴
「はい。これも実は『アンカー』で何度も、この6カ国協議の歩みっていうのは結局、北朝鮮を核保有国として認めることになるんだと言ってきましたけど、とうとうそれが現実になって、これはもう事実上承認したのと同じです。そしてこの先がもっと大事なことでね、というのは北朝鮮がただ核を持っただけじゃなくて、北朝鮮という国家を公平にまっすぐ真ん中から見たらですね、破綻国家です。要するに人口が2000万ちょっとしかないのに、亡命した元の金正日さんの側近の方の証言によればね、すでに350万人、2000万のうちの350万人ですよ、日本で言ったら東京都とか兵庫県が全部飢え死にしてることになっちゃう、ね。で、未だに経済が全く動いてないという破綻国家、なのに核兵器を持つことができてですよ、その核兵器のためにアメリカに認めていただけるってことになったわけですから、これは当然他の国も、北朝鮮にできるんだから自分とこもできるってことに必ずなるから、つまりこの時代がすでに訪れつつあるってことです。はい、出して下さい」
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