「アンカー」テロ国家指定解除で拉致問題は?(付:中国毒インゲン)

2008.10.16 Thursday 03:13
くっくり


image[081015-14hill1.jpeg]

村西利恵
「動きとしては、10月1日からの3日間、ヒル国務次官補は北朝鮮を訪問しています」

青山繁晴
「はい。それでこれあの、ヒルさんが担当なんだから、交渉が行き詰まってんだから、北朝鮮、つまり平壌に入ってですね、交渉するのは当たり前に見えるじゃないですか。でもこれ当たり前じゃないんですよ。どうして当たり前じゃないかというとですね、これヒルさんは要するにアメリカの代表で動いてるわけだけど、同時に6カ国協議の主席代表ですよね。だからあくまでも6カ国協議の枠内でやってることなんですよ。ということは皆さん、今まで思い出してもらったらわかるけど、アメリカと北朝鮮が直接交渉するにしても、基本的に北京でやってたじゃないですか。そうでないと中国の顔が立たないでしょ。現に今回、中国は非常に不愉快に思ってるわけです。僕の中国ルートでその話は伝わってます。なぜ北京でやらないのかと。なぜ平壌にわざわざ行ったかというと、実は交渉以外にもう1個目的があったからです」

image[081015-15hill2.jpeg]

村西利恵
「それは病状を知ること」

青山繁晴
「はい。あの、皆さんご承知の通り、北京オリンピックが閉会式を迎えようとしていたその頃に、金正日さんがどうも脳卒中で倒れたらしいと。ところがアメリカは北朝鮮に実際スパイを入れてないし、情報がいつも中国経由ではっきりしないから、その、ヒルさんが行っても大した情報は取れませんよ。つまりヒルさんが行っても相手は北朝鮮の外交官で、北朝鮮の外務省っていうのはほとんど何の権限もないから、独裁者の病状なんてほんとはわかるわけはないけれども、しかしヒルさんとしたら、今、金正日さんが死んじゃったら大変で、今まで積み重ねて、彼なりに積み重ねてきたのが崩れちゃうから、やっぱり直接確認に行ったわけです。そしたらですね、アメリカの国務省サイドから僕が聞いてるところによれば、やっぱり脳卒中で倒れたことは間違いない、で、生きてることも間違いない。しかもどうも身体全部がちゃんと動いてる状況じゃなくて、おそらくは左半身あたりに麻痺があって、それから言葉にも障害があって、キムオクさんという今、女性の秘書がいますが、それが代弁したり、要するに独裁者がいるんだけども、しかし権力が不安定になってる、権力が空白になってる状況があって、そのために北朝鮮でもっと切迫したことが起きてて、それ何かというと、軍部が急速に発言権を増し、力を増してるから、このままほっといたら、金正日さんがやがてもっと病状悪くなるかもしれないだけじゃなくて、軍部が間もなくまた核実験をやるかもしれない」

[7] beginning... [9] >>
comments (25)
trackbacks (0)


<< 「たかじん委員会」教育問題と日教組
大阪府が保育園の畑を行政代執行でプロ市民の無茶 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]