「アンカー」首相動静で読み解く麻生首相の本心(新テロ法 民主変心)

2008.10.09 Thursday 02:52
くっくり



image[081008-08asounissi.jpeg]村西利恵
「はい。『午後5時18分から53分、自民党の保利耕輔政調会長、園田博之政調会長代理』と。これは会ったという意味ですね」

青山繁晴
「そうです。あの、これね、ちょっと見方も言った方がいいんでしょうね。あの、ここにね、執務室って書いてあるじゃないですか、まずね。これ、官邸の執務室に入ったっていう意味なんですよ、総理がね。で、そしたらその後こうやっていろんな人が来ましたってことが書いてあって、これ、ぎゅっと並んでるから見にくいように見えてですね、あの、慣れると見やすくなります。まずね、これ5時18分から53分ってことは、35分会ってるわけでしょ。35分って人と話をして長いような短いようなんですが、この前後を見ていただくとですよ、5時59分から6時1分まで、つまり2分間だけね、与謝野経済担当大臣、2分間だけですよ。で、その前は経済産業省の事務方のトップの望月さん、事務次官ですね、ちょっと隠れてますけど、これも数分なんですよ。そうすると、ここだけ時間長いなとわかる」

一同
「ええ(同意)」

青山繁晴
「時間が長いってことは当然、重大な要件があったっていうことがわかります。まずですね。これ、みんないわば世間の常識通りの話ですよ。で、しかもこれ、10月3日金曜日ってタイミングを考えていただくと、まさしく今VTRにあった通り、今、予算委員会終わって云々かんぬんってことは、これ週が明けた10月6日の月曜日から予算委員会を衆議院でいよいよやるんだと、ね。その前の、その週末にかかる前の夕方なんです」

山本浩之
「金曜日の夕方ってことですね」

image[081008-09ao.jpeg]青山繁晴
「ということは、誰が考えても月曜日の予算委員会に備えたことだろうなと、そこでまた、次わかりますね。そしてこれ、人を見るとですね、自民党の政調会長、つまり政務調査会っていうのは自民党で、これ字で何となくわかるでしょうが、政策を作ってる部門ですね。そこのトップ、それが保利さんですね、で、園田さんは政調会長代理なんで、その自民党の政策作りやってるところのNo.1とNo.2は総理と35分間も会ってた、このタイミングで何で会うんだろうと、ね。これ実際に僕もそういうふうに頭をこう作っていくわけですよ。そうするとですね、次に頭に浮かぶのが、その衆議院の予算委員会、実は始まると、これ当然総選挙が近いかもしれないから、総選挙を意識したせめぎ合いになる。総選挙を意識したせめぎ合いって、民主党の方はどう攻めるだろうって考えたら、民主党はいわば小沢さんがずーっと仕切ってきた。口の悪い人に言わせると独裁的だから、もうマニフェスト、これみんなもう耳なじみあると思いますが、政権公約ですね、総選挙の前に出す。それ、もうできてるわけです。ところが自民党の方は安倍さんになったり福田さんになったり麻生さんになったり、ぐちゃぐちゃだから、そのマニフェストははっきり言ってできてないわけですよ。すると、そこを突いてくるだろうと、必ず民主党は。ということは、あ、そうか、自民党の政策作りのNo.1とNo.2がこの総理のとこ入ったっていうことは、つまり自民党にマニフェスト案がおそらくすでにできて、それを総理のとこ持っていって、それをペーパーで持っていって、総理の意見を聞きに行ったんだなと」

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