河野洋平〜特定アジアにおける輝かしい功績(加筆)

2008.09.30 Tuesday 00:56
くっくり


 米下院外交委員会で慰安婦決議案採択。朝日の捏造のおさらいも。
07/7/31付:米下院で慰安婦決議案採択
 採決時に本会議場にいた議員はわずか10人程度だった(下院は全435議席)。

 慰安婦問題関連エントリーは他にもあります。07/7/31付にリンク集がありますのでそちらからどうぞ。

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●中国における旧日本軍“遺棄化学兵器”処理問題 平成7年(1995年)
 
 1987年、ジュネーブ軍縮会議で、中国が化学兵器に関する「遺棄国の責任」を掲げて日本を追及。
 1992年、同会議で、中国が遺棄国の廃棄義務を条約化するよう提案。
 さらにこの年、中国は国連で立ち上げられた化学兵器禁止条約に、「遺棄国に対する廃棄の義務」「所要の資金、技術、施設の提供」を盛り込ませた。
 1995年、河野洋平外相(当時)が中国に「旧日本軍が遺棄した化学兵器を条約に従って全部処理する」と約束。
 1997年、化学兵器禁止条約に日本が批准。
 1999年、費用の全額負担などを盛り込んだ覚書を中国と交わし(処理の目標年限は2007年)、日本による廃棄事業が動き出す。

 が、その後、次々と問題や疑惑が噴出。一言で言って「中国のたかり」。
 そもそも日中間では戦時賠償は解決済み。もちろん遺棄について日本がまったく無関係だとは言えないでしょうから、せいぜい廃棄処理に関しては数億円程度を「援助」というかたちで拠出し、あとは打ち切るべきだったのです。

 それなのに1995年5月、村山富市(当時首相)は中国側に「遺棄化学兵器の問題には、誠実に対応したい」との旨を話し、11月に河野洋平(当時外相)が「中国大陸に遺棄されている化学兵器について、日本側が責任をもって処理する」との趣旨を中国側に伝え、この化学兵器の処理を易々と引き受けてしまったのでした。

<以下08/9/30加筆>

 2006年春、「遺棄化学兵器」が中国側に引き渡されていたことを示す旧日本軍兵器引継書が、山形県のシベリア史料館で発見されました。旧日本軍兵士らの証言も出てきました。

 この件について自民党の戸井田とおる議員が国会で質問し、安倍晋三官房長官(当時)の「この資料(旧日本軍兵器引継書)は、精査すべき内容であるので、政府としてしかるべき調査をさせたいと思う」という答弁を引き出しています(衆議院会議録情報を参照)。

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