麻生総裁誕生によせて

2008.09.23 Tuesday 00:52
くっくり



 私は櫻井さんの考えに賛成で、このまま(日本人が終戦前後のソ連の蛮行をきちんと認識しないまま)政府が安易に2島返還で交渉を進めた場合、2島が還ってきた時点で交渉が打ち切られてしまい、残りの2島は永遠に還ってこないのではないかと心配します。

 竹島問題もそうですが、急がば回れで、まずは国民世論を高めていくことから始めるべきではないかと思います。麻生さんにも是非そうしていただきたいです(そのうえで国民が「2島先行返還で行け」と言うのなら、私も反対はしないでしょう)。

 もちろん麻生さんも最終目標は4島返還でしょうが、リアリストすぎて、「とりあえず出来ることからやろう、半分でもいいからまず返してもらおう」となってしまわないかなあと。そこがちょっと不安ですね。


 ――とまあ、いろいろ好き勝手に書かせてもらいましたが、実際のところは麻生さん、靖国問題とか北方領土問題とかに手を付ける余裕は全くないんですよね(だったら書くなって?(^^ゞ)。

 つーか、夕方の記者会見でも、靖国問題なんてもう一切出ませんでしたからね。お約束の「朝日新聞ですが、靖国神社には参拝されますか?」ってのも、今回はなかった。
 (明日の朝日の社説もさすがに靖国は絡めてこないだろうけど、ただ「アジア外交が心配だ」てなことは書いてくるかも?(^_^;)

 とにかくマスコミの興味はもう解散総選挙、すなわち麻生自民党と小沢民主党との対決、これ一色なんでしょう。
 当然、麻生さんの頭の中も解散総選挙のことでいっぱいでしょうね。

 しかし、解散、いつやるんでしょうね?
 ちょっと前は24日召集の臨時国会冒頭で解散とか、代表質問が終わった10月3日に解散って話もあったけど(マスコミの「飛ばし」というよりは、古賀選対委員長あたりが早期解散を煽ってた?)、今はもうそれはないだろうって感じですよね。

 麻生さんは今日(もう昨日)の就任会見で、「景気が悪いことは誰でも感じている。補正予算の成立に(野党が)反対するのは常識的に考えにくい」と臨時国会での2008年度補正予算案成立に強い意欲を示したそうです(時事9/22)。
 こういったことからして、解散総選挙の時期は後ろにずれ込みそうな雰囲気ですね。


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