「アンカー」総選挙睨み自民・民主の駆け引き(付:金正日重病説)

2008.09.18 Thursday 02:56
くっくり



image[080917-21sannin.jpeg]村西利恵
「隠れた主戦場は参議院」

青山繁晴
「はい。これね、今、目の前に衆議院選挙迫ってるから、主戦場はもうそればっかりに目が向いてるんですが、自民党もしたたかな政党ですから、解散総選挙ばっかり意識してるようで本当は参議院にこそ今、手を突っ込んでるわけです、自民党は。というのは、自民党が追い込まれた理由は本当はですね、衆議院の方じゃなくて参議院で与野党逆転してることなんですから、みんなの目が衆議院にばっかり向かってる時にこそ、参議院に手を突っ込んでて、その証拠にこれが表れましたよね」

image[080917-22kokumin.jpeg]青山繁晴
「…すみません、その前にこのことをまず言いましょうね。ごめんなさい。つい最近っていうか、昨日ですね、国民新党と民主党が合併しようという話になってます。で、これを新聞にはですね、要するに国民新党を衆議院選挙に備えて、今は参議院で統一会派ね、党は違うんですよ、参議院で統一会派なんですが、党も一緒にしてしまおうと。それは来たる衆議院選挙に備えて、国民新党は郵政民営化反対ですから、郵便局長さんなんかに人気があるから、その票目当てだと新聞に書いてあります。で、それも嘘ではない。表の部分として嘘ではないんだけど、本当はですね、本当はこの国民新党を取り込まなきゃいけない理由は参議院の方にあるわけです、ね。それを理解してもらうためにちょっと前の話を出して下さい」

image[080917-23kaikaku.jpeg]村西利恵
「8月28日のニュースなんですけれども、こちら改革クラブ…」

青山繁晴
「ちょっと前、ちょっと前なのに、もうずいぶん前のように思えるでしょうが」

一同
「そうですねー」

青山繁晴
「この4人の人が突然、まあはっきり言うと自民党寄りに変えて、全部参議院ですけどね、ほんとは5人だった。で、この通称『姫』、姫井議員が行ったり来たりしたもんで、これに目を奪われたけれども、本当はですね、この時に民主党は崖っぷちまで追い込まれていたんです。この姫井議員がこのまま4人と行動を共にして民主党の参議院から離れ、そしてさらに自民党は民主党議員の、これも名前言えませんけど、2人の議員からもう、口約束だけど自民党側に移るって約束を取り付けてたんです。それで実は何と参議院で与野党逆転が、もう1回ひっくり返るところだったんです。だから小沢さんが国民新党と昨日、合併の話をしたっていうのはこの自民党の動きを封じ込めるためなんです。だからさっき場外戦と言いましたけど、これまさしく場外戦でですね、要するに国民の意思を表した国政選挙の意思をひっくり返して、水面下の工作で参議院をもう1回自民党のものにしようという動きがあるから」

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