「アンカー」総選挙睨み自民・民主の駆け引き(付:金正日重病説)

2008.09.18 Thursday 02:56
くっくり


image[080917-12riman.jpeg]村西利恵
「まず1つめが『リーマン・ブラザーズの破綻』」

青山繁晴
「はい。で、これリーマン・ブラザーズ破綻して、日本でも600円ぐらい株価下がって、で、そのあと保険会社、アメリカン・インターナショナル・グループ、AIGを救済したりして株価少し戻してますけども、しかし巨大な金融危機であることは変わってない。で、麻生さんは実はこのリーマンも含めてですね、アメリカの金融界に破綻が起きるってことを前から予言してた数少ない政治家の1人です。で、しかもこのリーマン・ブラザーズの破綻を北海道の遊説先で聞いた時に、そのすぐ横にいた政治家によるとね、青山さん、本当に顔が変わったよと。ザーッと青ざめるように。よその国のよその金融機関のよその証券会社の破綻なのに、我が事のように青ざめたと。つまりその重みを知ってるんだと。そうするとですね、さっき言った通り、せっかく新しい首相ができて国会やってるのに、代表質問やっただけでバーンと解散しちゃうとね、何が困るかというとですね、本来は金融危機にとりあえず手を打つためには、必ず補正予算を組まなきゃいけないんです。組むだけじゃなくて、補正予算を可決しなきゃいけない。で、もっと大事なことはですね、これ大事なところなんで是非聞いてほしいんですけど、この大阪とか京都とか兵庫とか、このテレビ見てらっしゃある、あるいは徳島とかね、それから福井とか奈良とか和歌山とか、こういう地方はですね、この補正予算の効果を地方で出すためには、必ずこの12月の議会、地方議会、県議会か府議会に国の決めた補正予算が下りてこなきゃいけないんですよ。それ必ずこの11月半ばまでには、国家として国として補正予算がもう上がってなきゃいけない。ところが冒頭解散なんかやったら、これもうそこで絶望なわけですよ」

一同
「はい」

青山繁晴
「そうすると地方議会はどうするかというと、年が明けて2月ぐらいの議会、普通2月議会でやらなきゃいけないから、要は年度内に補正は使えないってことになるわけです」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「で、麻生さんはまともな首相になろうとしてるわけですから、これを考えるとですね、よその国の証券会社の話じゃなくて、これは冒頭解散なんかやったらそれこそ国民の怒りも買うし、これはできないと。やっぱりあとに延ばすべきだというのが1つなんです。それからもう1つ隠れた事情があって、それはこれです」

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