2008.08.26 Tuesday 02:15
くっくり
北京五輪は24日、閉幕する。世界から集まった外国メディアの目に「中国の17日間」を尋ねると競技運営は順調だったが、国民やメディアへの統制に違和感が強く残ったとの声が多い。中国が望んだ「普通の国」への仲間入りが果たせたとは言い難い。
「設備は立派で運営は順調。英国には金もないし(五輪運営の障害となる)住民を外へ追い出すこともできないので、この点では絶対超えられない」と、次期ロンドン五輪を開催する英紙ガーディアンのジョナサン・ワッツ記者。
「五輪は中国指導部にとり共産党大会のような政治イベントで、恥ずかしいこと、みっともないものは全部追い出した」
ウエスト・フランス紙のフランシス・シモン記者は「五輪のフェンスで囲まれたエリア外の問題は何も解決していない。美しい競技場はいわば現代の奴隷(出稼ぎ労働者)がつくったもの。それなのに中国人は『誇りに思う』と口をそろえる」と批判。「中国人観客の興奮ぶりは異常だった。メダルを量産して『中国は正しかった』と思っているようだ」と中国人の異質性に困惑する。
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