「アンカー」五輪偽装と毒餃子偽装

2008.08.21 Thursday 02:26
くっくり



image[080813-10frip.jpeg]村西利恵
「ここでズバリキーワードは『毒ギョーザで日中激突』。これについてはCMの後、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「オリンピック期間中のこの時期に高村外務大臣が中国を訪れ、外相会談を開き、毒ギョーザ事件の捜査協力などを求めました。しかし青山さんは先ほど、この毒ギョーザ事件で日本と中国が激突すると指摘しました。どういうことなんでしょうか。続きをお願いします」

image[080813-11title.jpeg]青山繁晴
「はい。ヤマヒロさんが今言ってくれた通り、オリンピック期間中にわざわざ日本の外務大臣が中国に行って、中国の外相と協議をして、こうやってニコニコ、ま、合意したことになってるわけですね。で、これが本当は重大な結果につながりかねないっていうことをお話ししたいんですが、まずちょっと経過を、やっぱり直前の経過を見ていただきましょう」

image[080813-12table.jpeg]青山繁晴
「で、まず、あの毒ギョーザによって、5才の女の子含めた日本国民が重大な被害を受けた。皆さん、まさかお忘れじゃないと思います。で、ところが中国側、中国の公安省、つまり日本の警察庁にあたる役所が、『毒は中国で入れられたんじゃない。日本で入れられた可能性が強い』という意味の会見をやって、みんなびっくりしましたね。それから半年間、何の動きもなかったのに、実はあの洞爺湖サミット、開催当日の七夕の日にですね、北京にある日本大使館に中国の大変えらい人がやってきて、しかもこれは胡錦濤国家主席の意思であるってことを示唆しながら、実は情報を提供しますと。その情報というのは、その毒餃子を作った天洋食品って会社が、ギョーザを廃棄したつもりが、従業員がそれを家に持って帰って食べてしまって、家族と一緒に。そしたらやっぱり中毒が起きてしまったと。ということは、日本で入れられた可能性はなくなるわけですが、その情報を提供してた。ところがそれを政府が伏せてて、何も日本政府は国民に言わなかった。ところがこの北京五輪の2日前の8月6日になって、読売新聞の朝刊でスクープで出て、で、あわてて日本政府は、いや、実はこういうことがあったんだけれども、これは正しい理由で隠したんだということを、この高村さんが一生懸命、インタビューに答えて言ったわけですよ。高村さんの主張によれば、『これは中国側は、これから捜査する上での捜査上の秘密だから内緒にしてくれと言ったので、国際ルールに従って隠したまでだ』と言ったんですけど、国民は当然納得しなかった」

[7] << [9] >>
comments (15)
trackbacks (1)


<< 「それでも中国と付き合いますか?」
北京五輪まとめ(1) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]