「アンカー」五輪偽装と毒餃子偽装
2008.08.21 Thursday 02:26
くっくり
一同
「うーん」
青山繁晴
「そうすると自己否定になるから。ということは、違う容疑者を中国がいわば演出で、さっき五輪に関して言ったけど、偽装で、もちろん懸念ですよ、必ずこうなるとは言ってませんけど、懸念としては、その、偽装、演出で容疑者を出してくるかもしれない。それに日本の捜査当局はのせられてしまう恐れがあると。つまり何の実質的な、実務的な捜査機関同士のすり合わせをしてないんですから」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「その、北朝鮮の再調査の話とちょっと似てるけれども、日本の捜査当局は中国で何をできるかってことも全然話し合われてないのに、これだとそれにのせられる。そしてこれがね、たとえば外務省の話だったらまだ外交上何かあるかもしれない、かもしれないけども、しかし捜査でしょう?捜査って客観的な事実を探って、あくまで公正にやるはずが、これのせられてしまったら、日本のいわば国家のある部分が終わりじゃないですか。だからこれは大変な心配があるということであるだけじゃなくてですね、じゃあその日本の捜査当局がどうしようかとしてるかというとですね、もうはっきり言うと、『首相官邸も外務省も信頼はしてません』と」
一同
「はあー」
image[080813-17ao.jpeg]青山繁晴
「僕はよくぞ言ったと思いますが、幹部の、幹部の1人じゃないんですけど、『信頼はしてませんと』。『我々は、我々の責任を果たさなきゃいけないので、中国は容疑者を逮捕してるならば、その供述調書、それからその中国で中毒が出たっていう毒ギョーザ、鑑定してるはずだから、その鑑定結果、ね、そういう書類をまず中国公安省に我々がこれから要求します。北京五輪が終わったら、祭りが終わったら要求します。その資料がいちおう信用できるとなった段階で、初めて捜査官を中国に派遣して、しかし中国には主権がありますから、中国がやる事情聴取とか、調べに同席をさせてもらって、そして捜査当局なりの結論を出す』と言ってるわけです。これは別に僕はね、警察をほめて言ってるんじゃなくて、これ、どうして警察はこう言ってるかというとね、あの、僕と捜査当局と意見が一致してる点は1点あってですね、これはハプニングで起きたんじゃなくて、中国の社会矛盾を背景にした食品テロなんです」
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