「アンカー」五輪偽装と毒餃子偽装
2008.08.21 Thursday 02:26
くっくり
image[080813-03studio.jpeg]村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「ところがその金メダルをとった何可欣選手だけじゃなくて、ま、アメリカの報道などによれば、あと2人、つまり合計3人もの中国の代表選手が実は16才に満ちていない。で、満ちていないのに出場しただけじゃなくて、実はその中国の当局は、この何可欣選手などにパスポートを提示させて年齢証明したと言ってるわけですね。で、IOC、国際オリンピック委員会もそれでOKだと言ってるわけですけど、ところが去年のたとえば人民日報とか新華社の報道を見ると、当時で14才、当時で13才だったかな、とにかくその…」
山本浩之
「あ、当時で13才ですね」
青山繁晴
「13才ですね。13才という年齢が報じられているし、それから中国の国内大会に出た時の記録によると、何可欣選手はここに書いてある通り、94年の正月生まれだから…」
村西利恵
「つまり今は14才7カ月ですよね」
青山繁晴
「ということになるわけですね。で、そうするとそのパスポートの問題も全部含めると、もしもそれが偽装だった場合には、国家ぐるみの、しかも国家がパスポートを自ら偽装するっていうことは聞いたことがないから、ま、これはこのまま、もし、えー、中国は否定するでしょうけれども、やがてオリンピックのあと、祭りのあとに大問題になっていく可能性があると」
村西利恵
「ちょっと競技の映像がありますので、覧いただきましょうか」
image[080813-04kakakin.jpeg]青山繁晴
「はい。まぁあんまり先入観で見たくないですけれども、ま、これが本当に16才を過ぎた少女なのかなあということを、皆さん思われるかもしれないです。ま、そういう先入観だけで見てはいけないけれども、もしもこれがこの選手自身に、たとえば国が指示をして、自分の年齢を詐称しろともしも言ったならば、あくまで仮定ですよ、そうするとまあオリンピック史上、空前の不祥事になりかねない。で、たとえばアメリカの有力メディアのニューヨーク・タイムズなどは今後も追及する姿勢を見せてます。ので、このまま中国が否定しても無事に終わるとはあんまり思えないですね」
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