「アンカー」日朝拉致で談合と政府専用機の日の丸
2008.08.14 Thursday 04:16
くっくり
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「そうでしょう?で、今まで何十年も分からなかったって言ってるわけでしょ、北朝鮮は。それからたとえば小泉さんが訪朝した時は、2002年9月ですよ、あれから6年経ってる。6年の間、もう新しい拉致被害者はいないと北朝鮮は言ってきて、それをほんとに再調査するんだったら、そんなに簡単に秋までに終わるなんて言えるはずがないじゃないですか」
岡安譲
「確かにそうですね」
青山繁晴
「だからこれは、あの、視聴者の方々、あるいは国民がね、ニュースを見ていただく時に、裏に何があるか、つまり僕みたいに情報を仕事にしなくても、表に出ることから『おかしいな』って分かる。ね。分かる1つの例なんですよ。秋ってことが出た以上、ああ、再調査は形だけなんだと、実は北朝鮮も日本側も分かってやってるってことが、ここでばれてしまってるわけですよ」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「そうすると、さっき僕が言いました談合であり、裏切りであり、ということになるんですが、じゃあなぜこれが起きるのかっていうことは、これも表に出た発言から皆さんがお考えになることが出来るんです。はい、出して下さい」
image[080813-17saiki.jpeg]村西利恵
「斎木アジア大洋州局長が、11日の日朝会議でこのように発言しています。『拉致問題は国民的な関心事項であり、世論が納得するやり方で再調査しなければ、事態の進展が見通せない』」
青山繁晴
「ええ。それでね、これ、斎木さんて一時期、家族会のいわば味方のような人だったんですけど、今年のその6月の協議からほんとに顔つきも変わって、おかしくなってるんですけどもね」
村西利恵
「ああー」
青山繁晴
「まあはっきり言うと、出世っていうことも関係するんだと思いますけど、これ当たり前のような発言でいてですね、この斎木さんを中心とした外務省の人々、主流派ね、その外務省の中に批判的な人もいますよ、本当はね、今ね。しかし(パネルの斎木さんの言葉を指して)普通の言葉だと思ったでしょ?しかしこれね、見たらおかしいでしょ?ね。これ、もし斎木さんがですね、『日本国民の命が大事だから、再調査をどうやるかが大事なんだ』と北朝鮮に言ったら分かるわけですよ。で、でも世界の常識じゃないですか。しかし斎木さんが言ってるのは、『拉致というのは国民の関心が強いんだ』と。ね。『だから世論を納得させなきゃいけないから、そのやり方で再調査をしなきゃいけない』ってことを日朝協議の中で言ったわけですよ。これがつまり僕の言った『他人事』なんですよ」
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