「アンカー」日朝拉致で談合と政府専用機の日の丸
2008.08.14 Thursday 04:16
くっくり
村西利恵
「当然そうじゃないですか?」
青山繁晴
「当たり前のように思うんですけど、外務省はそれを一蹴したわけです。全く話にならんと言って、一蹴した」
岡安譲
「え?外務省がですか」
青山繁晴
「外務省が。その理由はですね、たとえば外務省記者クラブの記者懇談とか、僕もかつていた記者クラブで何度も懇談、くり返してる。その説明してるんです、理由を。理由はね、もし日本が再調査に加わったら、その再調査の結果がもし日本にとって良くないものであっても、日本も加わってたじゃないかということで北朝鮮に押し切られるから、ね、という説明を何度も何度も記者懇談、くり返したから、皆さんもう一回言いますけど、新聞やテレビではね、そのように、そういうちゃんとした理由があるからそれはできないんだってことは、今まで報道されてるわけですよ。あたかも正しいかのようにですね。ところが、それは実態としては全然そんなことはなくてですね。これ、拉致被害者の家族の方が言ってる大事な言葉を思い出せば、皆さんにも分かっていただけると思うんですが、この神戸の拉致被害者の有本恵子ちゃんのお母さんの有本嘉代子さんが、さっき言いました6月のあの日朝協議の時にね、こうおっしゃったんですよ。『えっ、再調査って何ですか?』。室井さんが言ったことと同じなんですよ。『再調査って何ですか?実際に誘拐、拉致をおやった、その指示をした金正日さんも健在、それやった工作機関も健在、自分で分かってることなのに、再調査なんてやる意味がないじゃないですか』と。ね。その有本嘉代子さんがおっしゃったわけですよ。すなわち北朝鮮は再調査って言ったって、本当はね、単独で再調査って言ったって、やるこはないわけですよ、実際は」
一同
「そうですね」
青山繁晴
「やることがないのに、そこに日本の捜査官が加わったら、えっ、実際はやることないじゃないかっていうのがばれてしまうから、この再調査が単独じゃなくてですね、日本と北朝鮮の共同だったら、北朝鮮は大変困るわけですよ」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「ということは、外務省が理屈をつけてですよ、はっきり言うと屁理屈をつけて、この、一蹴したことによって喜んだのは誰かというと、北朝鮮が喜んだわけですよ」
岡安譲
「うんー」
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