「アンカー」日朝拉致で談合と政府専用機の日の丸
2008.08.14 Thursday 04:16
くっくり
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「それがあざとい演出だったっていうことは、この『アンカー』ではっきり申しました(6月18日放送分を参照)。で、6月13日金曜日に、国民に向かって一部制裁解除しますよってことを公表して、実はその翌週の金曜日までに、つまり6月20日の金曜日までに制裁を解除する予定だったけど、これできなかった」
村西利恵
「そうなんですよね」
青山繁晴
「ええ。どうしてかと言うと、首相官邸に国民から怒りのメールと怒りの電話が殺到したから、とてもじゃないけど、それ出来ないってことになった。そうしたら北朝鮮の側も、ああ、日本は先に制裁解除しないんだったら、我々も再調査やらないよって言って横向いてしまって、その間、2カ月経ってしまったっていうことなんです」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「で、その2カ月の果てに、ちょっと新しい動きとして出たのが、本来は一昨日の8月11日、アメリカが北朝鮮をテロ支援国家から外す予定だった。ところが北朝鮮が、はっきり言うとあまりにも傲慢な態度に出て、要するに核兵器をなくすとは言わずに、いや、自分は核保有国なんだと。で、核をなくす、なくすっていう話はその、自分の決めたところだけ、アメリカとかその他に見せてもいいってなこと言い出したから、アメリカが、それだったら指定解除は延期だということになったわけですね。これは北朝鮮にとっては計算外で、かなり困ることで、もう一つ、韓国とも関係が悪化してるから、まあじゃあ日本をテコに事態を動かそうかってことになって、ちょうど2カ月たった8月11日・12日、昨日と一昨日、今度は中国の瀋陽でこの日朝協議をやって、この再調査に合意したということなんですよね。再調査の合意っていうか、再調査を具体的にやるやり方について合意したということなんですが、その中身、ちょっと見ていただきましょう」
image[080813-12goui.jpeg]村西利恵
[7] << [9] >>
comments (33)
trackbacks (1)
<< ウイグル人の声を聞け!(細切れぼやきも)
【終戦の日】外国人から見た日本と日本人(7) >>
[0] [top]