ウイグル人の声を聞け!(細切れぼやきも)
2008.08.12 Tuesday 03:21
くっくり
「国としても、唯一の被爆国として、広島、長崎の悲劇を二度と繰り返してはならないと堅く決意し、戦後一貫して国際平和の途を歩んでまいりました」
ならば、日本は国として、ウイグルの被爆者のため調査に協力すべきではないでしょうか。
が、どうせ政府は中国にびびってしまって動けないでしょうし、そもそも動く気もないでしょう。
だったら、まずは広島市や長崎市、あるいは被爆者団体が、中国に対して抗議やデモをするなどのアクションを起こしてはどうでしょうか?
同じように核の被害に苦しんでいる人が現実にいて、しかも何らケアを施されていないんですから、現状を知れば居ても立ってもいられなくなるはずです。
これは人道問題なのですから、思想も利害も超えたところで動いてほしい。本気でそう思います。
以下、前にも拙ブログで紹介しましたが、未読の方もおられると思いますので、もう一度紹介します。
5月2日付産経新聞に掲載された亡命ウイグル人らの国際組織、世界ウイグル会議の事務局長、ドルクン・エイサさんのインタビューの要約です。
――中国は建国後60年間にわたり、この土地を侵略し、略奪の限りを尽くしてきた。
裕福な人は「反革命分子」として土地を奪われ、中国に反発する人は「分裂独立主義者」として投獄され、虐殺されてきた。
最近では1990年、西部のカシュガル市近くの村で宗教弾圧への抵抗組織の存在を知った中国当局が子供を含む8000人を殺害。
97年、グルジャ市で女性10数人を連行した中国当局は、彼女らの解放を求めた市民約300人を射殺した。今年の追悼集会でも18人が殺された。
それだけではない。中国は64年から96年まで46回も自治区内で核実験をした。多くの人々が死亡し、放射能の影響は現在も残っている。
一方、中国政府は移民政策を進め、漢民族は現在5割を超えている。
文化的迫害もひどい。2003年から大学でのウイグル語による授業を禁じ、05年からは幼稚園や小中学校でも禁じられた。ウイグル独特の建物は壊され、中国的な建築物が次々に建てられている。――
[7] << [9] >>
comments (7)
trackbacks (0)
<< 北京五輪が始まったわけですが
「アンカー」日朝拉致で談合と政府専用機の日の丸 >>
[0] [top]