中国の「上策」に惑わされるな
2006.05.20 Saturday 03:49
くっくり
何かめちゃくちゃうさんくさいんですけど。
『正論』6月号のスクープ(兵器引継書が見つかり、遺棄化学兵器は中国に引き渡されていた可能性が高くなったという内容。5/3付拙エントリーの「細切れぼやき」にて概要説明)に対抗しようとか、攪乱しようとかいう思惑で出してきたんじゃないの?
JNNは「中国には今も、旧日本軍が残した60万発以上の毒ガス弾が眠っており」と伝えていますが、これはどこから出てきた数字でしょうか?
1997年当時、日本側は化学兵器禁止機関に約70万発と申告していましたが、その後の日本側の調査によって、実際は30〜40万発にとどまることが明らかになっているのですが。
(05年10月19日、衆院内閣委員会における高松明・遺棄化学兵器処理対策室長の答弁による)
はっきりさせておきたいのは、誰も旧日本軍が化学兵器を保有してなかったとは言ってませんよ、ってこと。
終戦時に旧日本軍が、中国やソ連に化学兵器を正式に引き渡していたのか?いなかったのか?を言ってるんですよ。論点はそこですよ。
当時の国際条約では化学兵器の使用は禁止されていましたが、開発・生産・貯蔵など、化学兵器自体を保有することは認められていたそうです。
また、戦時復仇措置としての毒ガスの使用は違法性を阻却されていたとのことです(簡単に言えば、相手が毒ガスを使ってきた場合は、同程度に限り毒ガスで報復してもよいという意味)。
ちなみに当時、旧日本軍の仮想敵であったソ連は化学兵器大国でした。
私は旧日本軍が化学兵器を実際に使用したかどうかまでは知りませんが、少なくとも東京裁判で化学兵器の開発・生産・貯蔵・使用で罪を問われた人はいませんでした。国民党政府が行ったB・C級戦犯裁判でも同様だったようです。
※参考リンク
・ラスプーチンと呼ばれた男 佐藤優の地球を斬る/遺棄化学兵器に新史実!?(2006/5/18)
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