2008.07.29 Tuesday 00:34
くっくり
宮崎哲弥
「府庁に入ってさ、一番の敵だと思ったのは誰?何だった?メディア?」
橋下徹
「いや、そんなことないですよ。メディアも、今の記者の皆さんとやっぱりある意味適度な緊張関係を持ちながら、会見ではもうお互い意見ぶつけ合って、で、僕もいろんな指摘を受けながら、またいろんな軌道修正ができるし、いい関係保たせてもらってますしね。敵って別に…」
宮崎哲弥
「じゃあコメンテーター?とりあえず」
橋下徹
「いやいや、そんなこともないですよ。いやいや、だから…」
宮崎哲弥
「またそうやって…(笑)。いいから、敵って誰だったの?」
橋下徹
「でもね、これ、ほんとにね、ま、ちょっとかっこいい言葉かもわかんないですけど、ほんとの敵は、だからね、やっぱり自分ですよ」
宮崎哲弥
「またかっこいいこと…!(スタッフ一同笑)もう俺、帰るぞ、ほんとに(笑)」
橋下徹
「いやいや、ほんとにこれは、だって…」
宮崎哲弥
「じゃあ自分が敵として、どういうふうに立ちふさがったの?」
橋下徹
「あの、たとえば、いろんな委員会とか、実行委員会と言われるところに入るでしょ。で、たとえば200人ぐらいいる中で、ざーっと話をしてると、そこで言ってる基準が正しいもんだと思っちゃうわけですよ」
宮崎哲弥
「あー、なるほど」
橋下徹
「だけど軸足はやっぱり外に置くと、あ、これは200人だけが言ってるだけの話だと。でも1人がポツンと入って、200人に取り囲まれたらね、そっちの方が正しいんじゃないかなっていうふうに、やっぱりこう揺れてしまう場面がやっぱりいくつかあったんだけど、ああー、危ない危ないってことで、引き戻したと」
宮崎哲弥
「あんた、やっぱりえらいなぁ。感心したわ、今」
橋下徹
「え、何ですか」
宮崎哲弥
「いやね、あの、いろんな政治家とかさ、知事さんにも学者さんとかがなったりするでしょ。それでやられるのは、国会議員も同じだけど、それなんだよ。つまり、そういう委員会とか、実行委員会とか、審議会とか、そういうところに出たりして、識者の大半、あるいは官僚のご説明で、これでやられるんだよ。それにやられないっていうのは、あんた天分の才があるわけ、政治家として。だって、みんなやられるんだもん。で、それで厚生官僚に後期高齢者医療制度、ご説明受けて、あ、これでいいんだと、これがもう最善の策なんだとか思ってやってしまうと、国民の批判を浴びてしまって、修正せざるをえなくなると。もう年金制度だって何だって同じ」
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