「アンカー」連続バス爆発は北京五輪テロの始まり!?
2008.07.24 Thursday 02:38
くっくり
「はい。テロが起きた雲南省、昆明市というのは北京からこのようにおよそ2000km離れた所になります。21日の午前7時すぎと午前7時40分ごろ、2台の路線バスが相次いで爆発しました。中国の外務省は『この事件がオリンピックと関連があるとの証拠は見つかっていない』と話しています。そして公安当局は事件解決へつながる情報提供者に30万元、これ日本円にしておよそ450万円の懸賞金をかけました」
青山繁晴
「はい。まずね、この、さっきこれはVTRに出てきた外務省報道官の発言ですよね。これもその直接的には実は否定してないですよね。つまりダイレクトにつながるとはまだ分かりませんと言ってるだけで、オリンピックと無関係という言い方はしてないんで、これもやや中国にとっては変わった言い方なんですね。で、この地図でこの昆明という所出てますけど、この昆明という地名はね、この日本の方もずいぶんご存知じゃないかと思うんですね」
一同
「そうですね」
青山繁晴
「と言いますのは、昆明ってこれ、ま、雲南省、中国の南の方ですけれども、(地図示しつつ)ヒマラヤ山脈がこの辺にありますから。ここチベット自治区ですよね。標高高いです。1900mぐらいありますから。だからだいたい富士山の5合目ぐらいまで行っちゃうわけですね。半ばぐらいまで行っちゃうわけですね。だから標高が高いこと利用して、そこで訓練をしたら心肺機能が高まるってことで、たくさんの有名選手がここでトレーニングをしてます」
村西利恵
「陸上の選手が高地トレーニングに行く所ですよね」
青山繁晴
「はい。で、ちょうど今現在、日本の女子マラソンのエースであるところの土佐礼子選手も、たった今ここで合宿をしてるわけですね。で、その偶然にそういうことが起きたのかなということも思われるでしょうが、そうではなくて、実は日本政府でこういうテロ事件などを扱っている当局者と僕は電話で話をしますと、こういうことを言ってます」
image[080723-11erande.jpeg]村西利恵
「『日本の選手はじめ外国人選手が合宿している昆明を選んでテロを実行した』」
青山繁晴
「つまり偶然じゃなくて、オリンピックまであと16日に迫った、ま、事件の日ですと18日まで迫ったその段階で、日本の土佐礼子選手が合宿をしてる、その情報も踏まえて昆明を意図的に選んで行ったテロだと考えられる。と。これまあ、たまたま一人のシルエットが出てますが、もちろんこれ一人の情報で言ってるわけじゃなくて、日本政府でこういうことを携わってる関係機関は4つか5つあります。いちおうそれ全部に確認しました。ふだん実務で連携すべきは連携してますから。それから米英についても確認しましたけども、はっきり言うと一人の例外もなくこう一致してるわけです。昆明が偶然に選ばれたんじゃなくて、昆明が選ばれたんだろうと。と言うのは、前から、その僕も含めてですね、専門家のはしくれとしての僕も含めて、昆明がやがて狙われるんじゃないかってこと心配してたわけです。さっき言った通り、まず日本の選手が入る。で、中国は今、こないだ5月に胡錦濤国家主席が来られたように、親日路線をとっていてですね、その日本との関係、非常に重要になってる。で、その中で日本選手が好んで行く所、そこが狙われるんじゃないかと思ったら、案の定狙われたということなんですね。で、これ選んでテロを実行したってことは、すなわちその、地元の人間じゃなくて、もともとその地元にいないプロの仕業じゃないかってことになりますね。で、日本の報道では、いや、地元の人がやったんだろうと。なぜかと言うと、亡くなった方が出て悲惨な事件だけども、いちおうバス1台につき一人の方が亡くなって、被害も小さいじゃないかと。だから地元の不満組じゃないかっていう報道もありますが、いや、それは話が実は逆なんです。と言いますのは、中国の朝の7時台のバスっていうのは、もう信じられないぐらい混みます」
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