「アンカー」連続バス爆発は北京五輪テロの始まり!?

2008.07.24 Thursday 02:38
くっくり


「はい。4月の時点の会見で、開会式不参加を表明したことについては、『政治家の問題で我々には関係ない』。そして中国政府とダライ・ラマ14世の対話については、『中国の主権にかかわること』と話しています」

青山繁晴
「うん。IOCのトップにまでなってるロゲさんですから当然頭いいので、両方とも、ま、それなりにこう一見正しいことを言ってるような感じじゃないですか。その、オリンピックは政治家の話じゃないでしょうと、ね。それからたとえばダライ・ラマとどうしようかって、それ中国の問題でオリンピックとは関係ないと言ってるように見えるけど、それが偽善にすぎないっていうのは視聴者ね、日本国民みんな気がつきますよ。だって政治家関係ないって言ったって、各国首脳を開会式に呼んでるじゃないですか、現実に中国は。それはどこの国だって呼ぶじゃないですか。それからチベット人が苦しんだままオリンピックやっていいのかっていうのは、それは政治とスポーツの話とはもっと違う、もっと深い話だと誰でも分かるわけですよ」

村西利恵
「何となく中国寄りの発言にとれますね」

image[080723-21studio.jpeg]青山繁晴
「その通り、何となくじゃなくあからさまに中国寄りですが、それどうしてかと言うと、もう最近のオリンピックの招致運動っていうのは、はっきりと賄賂、賄賂、また賄賂なんですよ。で、この北京に負けたのはたとえば大阪でしたけどね、ここに元知事いらっしゃいますけれど、日本はこういうところで絶対に賄賂を使わない国なんですよ。しかしこのまま行ったらですね、たとえばこの北京五輪を考えても、無理と分かっててもIOCが決めた背景には、ロゲさんが受け取ったかどうかは知りませんよ、僕は。ほんとに知らないけれども、理事の中に受け取ったと思われる人は実はその名前も僕、知ってます、何人も。だけど、だけど国際法の世界っていうのはね、その、たとえば国内の賄賂と違って取り締まる法律がないわけじゃないですか。だから実質上野放しになってるわけです。で、日本は今度2016年に東京が立候補してるわけですよね。で、その時に今までのように、もう賄賂は賄賂で勝手にやって下さいと言ったら必ず負けます。この中国の北京五輪を見たらそれが分かるから。そうすると日本はきれい事を言ってるだけじゃなくて、賄賂使えって言うんじゃなくて、そのIOCにこの選択を任せるのはもうやめましょうと。ね。この北京五輪が早すぎたことを見ても分かるじゃないですかと。だからその選び方をもっとフェアに違う形でやりましょうと提案するのが本来の日本外交のあり方であり、あるいはオリンピックというものを守る、あるいは北島選手や野口選手の努力をその変な形にしないというためにも、日本はほんとはそれをやらなきゃいけない。だから北京五輪はその中国の問題ということじゃなくて、日本が2016年の東京五輪、誘致してるわけですから、私たちがどうするかという問題でもあると思います」

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