「ムーブ!」中国マスコミ事情 最新レポ(細切れぼやきも)

2008.07.12 Saturday 01:44
くっくり


「あの、四川の地震の会見とかですね、チベット騒乱でもですね、記者会見やったんですね。で、たとえば実は四川の場合は、核の漏洩、核放射能の問題なんかについても話、しました。つまり外に出したっていうんですね。あの、この事実関係をとりあえず発表しましょうと」

堀江政生
「外に対しては、こういうことをしなきゃいけないとう認識はずいぶんある」

上村幸治
「あるんです」

堀江政生
「あるということが分かったんですね。ところが、じゃあ国内の報道に対してはどうなのかというと、こういうことですね」

image[080708-26hihan1.jpeg]

関根友実
「はい。中国国内では相次ぐ告発や批判記事、当局に対する告発などが、そういう記事を盛り込むところが増えているんですね。法律関係の雑誌『法人』というものでは、今年の1月、中国当局の土地収用の違法性を批判しました。さらに調査報道が人気の『中国経済時報』なんですが、去年7月、高速鉄道工事に違法材料が使用されていることをスクープしました。さらにさらに、中国青年報の付属週刊紙である『氷点週刊』なんですが、2006年、中国の歴史教科書を批判するなど、がんばってるんですね」

image[080708-27hihan2.jpeg]

堀江政生
「ところが、これらについてはたとえばその『法人』について言うと、編集長が圧力を受けて辞職をしなければならなくなったり、『中国経済時報』については、その書いた記者が圧力を受けて辞職をしてしまったり、『氷点週刊』に至っては何と廃刊…、停刊ですね、停刊になってしまう、そして編集長は更迭されるということなんですね」

上村幸治
「僕ね、これあの、確かにひどいんですよ。だけども抵抗してですね、そういう記事を書こうと、載せようという人がいるっていうのがすごいですね」

堀江政生
「なるほど。分かった上で」

上村幸治
「分かっていて」

堀江政生
「こういうことは確実に起きるだろうと」

上村幸治
「そうです」

image[080708-28hihan3.jpeg]


[7] << [9] >>
comments (7)
trackbacks (0)


<< 竹島問題でまた「外交的配慮」?!
竹島は明記されたけど >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]