「ムーブ!」中国マスコミ事情 最新レポ(細切れぼやきも)

2008.07.12 Saturday 01:44
くっくり


 しかしその言葉を不審に思い、秘かにその場所へ向かうと、目的の書店は今も看板を掲げていた。

 あとで聞いた話によると、彼らは「天安門事件はあそこを拠点に始まった」「反動的な本が売られている書店だ」と言っていたという。

 チベット騒乱後に訪れたため、彼らはナーバスになっていたのだ。

image[080708-23darai.jpeg]

 町中にはチベットに関する本があふれ、中国とチベットは一つという意識を刷り込んでいた。

   (画像1『チベット ラサ ポタラ宮 大修復』)
   (画像2『遮る事のできない聖火』)
   (画像3『ダライ集団はどのようにして分裂活動を行ったのか』)

【上村の心の声:
 中国共産党の中にも、海外メディアの報道の自由を認めて、中国が開かれていることをアピールしたいという意識はある。しかし開いてみると、チベット騒乱が起き大騒ぎになった。そこでまた規制に走ってしまうところが、われわれの予想どおりで笑えるところだ。しかし、何だか悲しいようにも思う。】

 世界中で史上最大の40億人が見るといわれる北京オリンピック。
 中国はどこまで見せてくれるのだろうか。

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「ま、確かに、また問題が起きたんで規制をしましょうと、やりそうだなとは思うんですけれどもね。上村先生がその、悲しいように思うというのはどういうところなんでしょうか?」

上村幸治
「つまりあの、天安門事件もそうでしたが、民主化を求める時にはですね、『言論の自由を勝ち取ろう』というふうに言うんですね。で、今の対応を見てますと、やっぱり言論の自由を全然認めようとしない。つまり民主化の方にまだ踏み出さないということなんですね。それは天安門から19年経っても全然進まないというのは、とても悲しいと思いますね」

堀江政生
「須田さんね、あの、組織というんですかね、新聞の中にもその、もう党の組織が入っているっていうことですもんね」

須田慎一郎
「ええ。あの、ですからね、かつてナチスドイツでね、要するに軍隊の中にもその、親衛隊であるとか、あるいはゲシュタポが入ってて、その軍隊の中で、部隊の中でね、要するにいろんな問題が起こらないようにという、ちょっと私はそれ思い出しちゃいましたね」

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