「ムーブ!」中国マスコミ事情 最新レポ(細切れぼやきも)
2008.07.12 Saturday 01:44
くっくり
image[080708-15mihiraki.jpeg]
特に聖火リレーが始まってからは、連日の大特集。売り切れ店続出だという。
このページも、このページも(全てカラー)、しかも表紙は見開き一面カラーで特集。
市場経済が導入され、売上のいい新聞には広告主も多く付き、収入がさらに増える。
新聞社も収入アップに必死なのだ。
だが、袁記者(「北京晩報」体育部 袁虹衡 主任記者)は、広告収入ばかり気にしているのではないと語った。
image[080708-16en.jpeg]
上村幸治
「他の新聞も写真などを載せて、きれいになりましたよね。市場経済になって発行部数を重要視するようになったからだと思いますが、やっぱり影響はありますか?」
袁記者
「実を言うとオリンピックに関するニュースが多くなっても、経済的な面から言うとそんなに良くないんです。なぜなら五輪のページには五輪スポンサーの広告しか出せない。他の広告が載せられないんです。私たちはお金のことはあんまり考えてないんです。読者が好きだから、知りたがってるから載せている。私たちの報道の出発点はこういう点です」
image[080708-17nagano.jpeg]
この日は聖火が長野に到着した日だった。
日本から記事や写真が続々と届き、紙面が聖火のニュースで埋められている。
袁記者
「2人の記者が専用機に乗って、世界中をずっと回っています。他に4人の記者が現地に入って、聖火を待ち構えています。合計6人の特別チーム、大変重要な任務です」
袁記者が言う重要な任務。上からのお達しがあるのだ。
image[080708-18tuutatu.jpeg]
北京晩報の中にも共産党の委員会があり、何をどのように報道するのか指示を出している。オリンピックに関しても“指導者の要求によって北京晩報は今年、オリンピック報道を強化します”との通達が。
[7] << [9] >>
comments (7)
trackbacks (0)
<< 竹島問題でまた「外交的配慮」?!
竹島は明記されたけど >>
[0] [top]