「ムーブ!」中国マスコミ事情 最新レポ(細切れぼやきも)

2008.07.12 Saturday 01:44
くっくり



上村幸治
「『擦辺球(ツァーペンチュウ)』と言うんですね」

image[080708-31sarigenaku.jpeg]

堀江政生
「これどういうことかって言うと、卓球の台の縁をかすめて落ちてゆくボールを打つということ。つまり当局が認めるギリギリのところで政府などをさりげなく批判することだ」

関根友実
「なるほど」

堀江政生
「中国の記者は本当は大阪の記者の、先ほどの先輩記者のような気概を持っている。ただ、彼らのさりげない記事を拾い上げ、隠れた本音をできるだけ上村先生としては紹介していきたい思いなんだと」

上村幸治
「そうです。だからあの、中国の言論の自由がないというのはみんな報道してます。でも闘ってる人もいるってこともやっぱり報じたい。ええ」

勝谷誠彦
「それをキャッチするのが、我々自由な国に生きてる人間の務めだと思って、僕もいつもその裏側を読むようにしてます。けども、これ逆のこともあるんです。つまり政府が宣伝に使ってる御用記者、御用文化人というのがいます。こういうのが大量に日本に送り込まれてきて、いろんな学校の教師なんかをやって、テレビでコメントをしています」

堀江政生
「上村先生、どうもありがとうございました。来週もよろしくお願いします」

 ____________________________内容紹介ここまで


 上村さんのチャイナ電視台は貴重なコーナーですね。日本ではあまり報道されない中国の現状を、時にはB級ネタも含めて、毎週伝えてくれています。
 それプラス、勝谷さんのコメントが毎回かなり際どくてGJ!(≧∇≦)

 ところで、皆さんもよくご存知でしょうが、中国の国内向けテレビの生中継はこれまで「30秒遅れ」でした。中国共産党にとって都合の悪い映像をカットするためです。

 聖火の採火式も時差中継だったし(「国境なき記者団」メンバー乱入はカットされ中国では放映されなかった)、本番でも当然そういう対応が取られるんだろうなと思ってました。

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