「アンカー」洞爺湖サミットを利用した中国
2008.07.10 Thursday 03:08
くっくり
image[080709-flip2.jpeg]村西利恵
「『チベット問題を消し去る』。確かにサミットではこのチベット問題、一切話し合われなかったということなんですが、その裏側には何があったんでしょうか。お知らせの後、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「ラサで発生したチベットの暴動。あれから4カ月近くになりますけれども、あの時はあれだけ世界から非難を浴びたんですけれども、今回のサミットでは全く話題になりませんでした。そして青山さんの2つめのキーワードが、チベット問題を世界から消し去ると。中国の狙いはどういうことなんでしょうか」
image[080709-08tibettitle.jpeg]青山繁晴
「はい。もう北京オリンピックまで1カ月を切りましたね、しかしヤマヒロさんが言った通りで、ほんの少し前まで、3月20日からチベットの民衆蜂起があって、そのチベットの人権問題が片づかない限りは北京オリンピックというのは開会式も含めてですね、上手くやれないんじゃないかという話になってましたね。ところがその北京オリンピックの直前に、しかも同じアジアで開いてる洞爺湖サミットなのに、チベットのチの字も出なかった。それどうしてかと言うと、実はほんとは水面下で、これはもう間違いなく確認取れましたけれども、中国側から、中国政府と共産党からですね、『チベット問題をサミットで絶対取り上げてくれるな。日本が言わないだけじゃなくて、他の国からも発言しないようにしてくれ』っていう依頼が来て、それを福田総理も含めて日本側は受け入れたから」
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