「アンカー」洞爺湖サミットを利用した中国

2008.07.10 Thursday 03:08
くっくり



image[080709-06kokintou.jpeg]村西利恵
「それが中国の胡錦濤国家主席」

青山繁晴
「はい。そしてこの胡錦濤国家主席は、さっき言いましたサルコジ大統領というフランスの大統領を通じた、代弁者を使って、このサミットの正式加盟国になる準備をいわばしたようなものですね。ただ、アメリカの反対があって正式に決まらなかったと言ってるけれども、日本の外交関係者によると、実はこういうシナリオまで用意されてます」

image[080709-07kankyou.jpeg]村西利恵
「近々、中国が議長国として環境サミットを開催するかもしれない」

青山繁晴
「これね、実はね、もともとサミットというのはG8じゃなくてG7でした。つまりロシアあるいは旧ソ連は入ってなかったわけですよね。で、そのロシア、今、正式加盟国になりましたが、なる前にですね、普通サミット1年に1回ですけど、その間に挟んでね、特別サミットというのをやったんです、ロシアで。それは核兵器の問題に対する特別テーマのサミットっていうことで、まずロシアでそれをやって、それをいわば足掛かりにして、やがて正式加盟国になって現在に至る。同じことを日本もいわば関与してやろうとしてて、つまり今回のサミットでも中国抜きには環境問題は語れないってことが確認されたわけですから、この当の中国でじゃあサミットをやって、特別サミットをやって、それを足掛かりにして中国はやがて正式加盟国になる、こういうシナリオがこの洞爺湖サミットで実は始まったわけで、見事に洞爺湖サミットは利用されてる。そしてこれだけじゃなくて、中国は世界の目がサミットに行ってる間にもう一つ重大ないわばオペレーション、作戦を遂行してます。それは何かと言うとこれです(フリップ出す)」

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