「アンカー」洞爺湖サミットを利用した中国
2008.07.10 Thursday 03:08
くっくり
山本浩之
「いや、実際ににね、会談する時はこう顔合わせてしゃべるわけですよね。で、まあ我々だったら福田さんって言いますけど」
青山繁晴
「そうです。しかも呼ばないことないでしょう?普通1対1で話してて」
山本浩之
「呼ぶでしょう?」
青山繁晴
「ヤマヒロさんとか、室井さんとか、話するでしょう?それを『ねえ、アナウンサー』と呼んでるわけです」
image[080709-92studio.jpeg]一同
「おかしい……(口々に)」
青山繁晴
「そしてこれ、福田さんの名誉のためにも言うとですね、やっぱり原因があって、ま、あんまり名誉のためじゃないかもしれないけど、原因があって覚えてもらえない。その原因は何かと言うと、福田さんがはっきりものを言わないからです。はっきりものを言う人に対してはブッシュ大統領に限らず欧米人は、英米人も必ず名前を覚えます。そして福田さんが何をはっきり言わなかったかというとですね、これはちょっと絵を出して下さい」
image[080709-05nitibei.jpeg]青山繁晴
「サミットの前に、サミットが開かれる前日に日米首脳会談をやりましたが、さっきニュースのコーナーでサミット全体はどうだったかって話出ましたが、いや、その前に、日米首脳会談がこれほんとに大失敗なんですよ。というのは報道ではね、このブッシュ大統領が『拉致問題を忘れるわけじゃないよ』とまた言ったってことで出たでしょう?それじゃなくて重大なのはですね、福田さんがブッシュ大統領に対して、『北朝鮮に対するテロ国家の指定の解除は、日本人が誘拐されたままなんだから早すぎる』ってことを一回も言わなかった。ね。言わなかったってことはですね、ブッシュ大統領の後の記者会見の様子からしても、ブッシュさんは当然、『日本国はあの指定解除を認めた』という受け止めをしてます。これはもうアメリカ側にも確認しましたが、これは重大なことでね。どう重大かと言うと、一つは日本国が、アメリカがテロ国家の指定解除をしますってことをブッシュ大統領がこないだ議会に通告した時に、日本国は国として反対したじゃないですか。総理も含めて。それから高村外務大臣はライス国務長官に直接『これは早すぎるんじゃないか』ってことも言ったじゃないですか。それを総理が覆したわけですよ。これは拉致被害者の人権のためにも、それから日本国の国益にとっても大ダメージで、『日本という国はワーワー反対しておきながら、いざ実物と対面で話したらあっさりそれを認めてしまうのか。日本っていう国は何なんだ』ということにもなり、そしてそのことをはっきり言わなかった相手だから、ブッシュ大統領は名前を覚える必要もなかったということなんですよ。だから名前を覚えられなかったっていう話をね、いわば面白いネタ話で言ってるんじゃなくて、日本の国益あるいは拉致被害者の方々の命に関わる問題だということが大事なんです。そして今日のもう一つのテーマなんですが、この福田さんに対して、『いやいや、名前もちゃんと覚えてるし、裏でいろんな話もしてますよ』っていう人がいます。その人は誰かというと、この人です」
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