目的のためなら手段を選ばないグリーンピース・逮捕編

2008.06.21 Saturday 02:28
くっくり



 堀江キャスターはめげずに、「でもグリーンピースの告発が正しいとすると、調査捕鯨船の乗組員に問題が……」てな感じで煽る。

 若一氏、今度はちょっと乗ってきた?と思いきや、乗り切れない。

 「それはまた別の議論。確かにウネスに関してはたくさんの人(乗組員)が持ち帰って販売してた業務上横領に限りなく近いことは近いが、だからといってグリーンピースが青森で窃盗してきて実物を見せたことによって、そういった犯罪が立証されるかといったらそうではない。あくまでも一部にすぎず、全体像をどう証明するかでいえば、彼らのやってることは決定的な意味があるわけではない。そういうプロセスを抜きにして、1つの犯罪を証明するために自分たちが犯罪を犯して開き直ってるという構図は許しがたい」

 (ちなみに、若一氏が「業務上横領に限りなく近い」と指摘した「日新丸」の乗組員らについてですが、東京地検は同日、不起訴処分としました。乗組員が所属する船会社が、鯨肉を買い取った上で乗組員に慰労の意味で配っていたことなどから、横領には当たらないと判断したそうです(産経6/20))。

 若一氏には、正直びっくりしました。だってこの人、今年の1月、シー・シェパードのメンバーが日本の調査捕鯨船に不法侵入した事件については、シー・シェパードを擁護し、日本側を批判してたんですよ。
 以下、1/18放送「ムーブ!」からプレイバック。

 「公海上まで乗り出して食料用の捕鯨をやってるのは、ほぼ唯一日本だけ。そういう特異な、例外的な日本の捕鯨に対して、シー・シェパードもまた非常に特異なやり方をしてきたわけですけど。それにね、まずベースとしてね、公海上でこういうことやってるのは日本だけだという、これが世界から見たらどういう目で見られるか。公海における資源の活用に関しては、国際合意が先行するんだという考え方がやっぱり広まってきてるんですね。そういう観点から見ればね、日本のやってることは国際合意の外側にあるかもわからない」。

 実は今日の「ムーブ!」では、シー・シェパードのその1月の侵入事件及び3月の別の調査船への襲撃事件についても少し触れられたんです。

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