「アンカー」山崎拓が拉致問題で暴露した事を日経記事から読み解く

2008.06.05 Thursday 02:47
くっくり



image[080604-03obamamakein.jpeg]村西利恵
「はい。この2人の対決となるということなんですけれども」

青山繁晴
「はい。これパッと見るとですね、46歳のオバマさんと、我が福田総理と同じ年の71歳のマケインさんじゃ、これは普通に考えるとオバマさん有利だろうというふうにね、日本の方々、思ってる人多いと思うんですけど、ワシントンD.C.、アメリカの、には、いわゆる選挙○○○(聞き取れず)たくさんいて、僕も長年の付き合いの人けっこういますけれどね、今のところ僕が知る限り、ただの一人もオバマさんが有利って人はいないんですよ」

一同
「ええーっ」

青山繁晴
「一人もいない。ま、あと5カ月ありますからね、まだまだ変わりますけれど、実は今の時点ではかなりマケインが有利と見られてますね。というのはね、一つは日本で意外に知られてない事実があってね。アメリカの大統領選挙の有権者ってだいたい1億5000万弱ぐらいいるんですけど、その78%以上が白人なんです。8割は白人。黒人の有権者っていうのは実は1割ちょっと。11%ぐらいしかいないんですね。ということは、その8割を占めてる白人の有権者が黒人でもいいと、大統領初めて黒人でもいいと思ってくれなきゃいけない。それなのにあのヒラリーさんとの激しい長い戦いで何が残ったかというと、この人種対決、黒人と白人の根深い対決があらためて表に出てしまった。というのは皆さん、一つだけ言うとね、ヒラリーさんが予備選の最後の方にね、急にガソリン税の値下げって言ったじゃないですか。あれ日本でも似たようなことやってたから、こう何でかなーと思った人多いと思うんですけど、所得が低い労働者の層で、白人と黒人両方いますけど、白人だったら所得が一番低い層でもマイカー持ってんです、車は、ね。だからガソリン要る。ところが黒人労働者で一番所得の低い人っていうのは、もうマイカーもないんです。だからヒラリーさんのあの話というのは、『私は白人の味方なのよ、白人みんなこっちに来なさい』っていうね、人種対立をやっぱり煽ったわけですよ。そうするとこれからオバマさんにとっては、この5カ月はその根深い根深い人種対立が出てしまったのを回復しなきゃいけないっていう、いばらの道になるんですね。だから今のところマケインさん有利と思われてて、そしてこのマケインさんが今まで外交政策あまり発表しなかったんですけど、突然発表したんです。はい、それちょっと出して下さい」

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