「ムーブ!」拉致に関する新情報の真偽と狙い(細切れぼやきも)

2008.05.31 Saturday 01:32
くっくり



堀江政生
「そうですよね」

image[080529-92sige.jpeg]重村智計
「ですから、とにかくこういうのはね、新聞社の通例なんですが、社内ではね、いや、間違いないんだと、取材は間違いないんだと、間違いなく聞いたんだと。『向こうは困ってるんで、ああいうふうに言ってるんだ』と、こういうふうに…」

藤井誠二
「大谷さんね、その、新聞記者がですね、政府官邸に反論する場合というのは、それはこっちが書くのが本当なんだと立証する場合は、やっぱりネタ元をある程度ばらさなきゃいけないとか、そういうことなんですか?

大谷昭宏
「いや、ふつう我々は、重村さんもそうでしょうけど、否定してみろと。ね。二の矢、三の矢が行くぞと。ね。ところがこの毎日新聞は一面トップで書いといて、各社どこも追っかけなかった。そしたら夕刊に、『政府、本紙毎日記事を否定』というベタ記事を書いてるわけですよ。『ふざけるな』という記事を書くべきでしょう?」

堀江政生
「ああー、そのあたりが弱いんですね」

大谷昭宏
「弱いと思いますね」

重村智計
「これね、ちょっとやっぱり困るのはですね、やっぱり新聞の一番の生命は確認なんですよ。コンファーム(Confirm)する。そのコンファームを相当怠った」

堀江政生
「利用されてしまったんですね」

重村智計
「ええ。やっぱりそれを怠るとバカにされるんですよ、取材先に。やっぱり新聞ってひでえなって話に。やっぱりこれ気を付けないといけない、ほんとは。取材される政治家とか官僚がね、完全に甘く見るわけです。だからそういう事態を避けるために、やっぱりもうちょっと慎重にやるべきだと」

大谷昭宏
「一番怖いのはね、重村さんがおっしゃってるように、外務省がいよいよ解除だと、その地ならし、保身のために、『もう解除だ、解除だ』というような情報を流してるとすれば、これほどね、よその国からバカにされる外務省はないわけですよね。情けないと。で、そんなことをやってることに乗せられて書くとしたら、むしろ外務省を批判するべきであって、『おまえら何やってんだ』という記事じゃないとおかしいと思うんですね」

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