「ムーブ!」亡命チベット人タシィさんの思い(四川地震と竹島問題も)

2008.05.20 Tuesday 01:26
くっくり



堀江政生
「でもスタートはホームレスのような生活で、スタートしてるんでしょ」

image[080519-24tasi.jpeg]勝谷誠彦
「そうです。だけどその、自分の国を取り戻すために勉強に勉強を重ねて、お金もこのために使って、で、お金、大変でしょ。こういう活動するっつったら。彼はその時にね、ジョン・F・ケネディの言葉を引きました。『国が自分に何をしてくれるかじゃなくて、自分が国のために何をできるかを、私は考えている』っていうことで、私はもう非常にね、あの、そういう運動家、活動家というよりも一人の人間としてですね、その人格に打たれました。で、『ムーブ!』を見て下さってる方々は、タシィさんはこうやって、彼の謦咳(けいがい)に接することができたけれども、日本のマスコミはどこも、タシィさんにまともなインタビューもしていない」

関根友実
「そういう背景がほんと、知らなかったですもんね」

勝谷誠彦
「『台湾人の暴漢』と書いて、書き散らしただけですね、日本の大新聞なんかほったらかしてるじゃないか!非常に失礼だと思います、僕は。そういう意味では、『ムーブ!』は非常にこういう場をね、与えてくれて嬉しいですね」

堀江政生
「山本さんね、ま、あの生まれ育ったところに、同じ民族といっしょに住み続けるっていう、ごくごく当たり前のことですよね」

image[080519-25yamamoto.jpeg]山本譲司
「この人の置かれてる、あるいは同じようなチベットの人たちの置かれてる境遇を考えればね、今回の件だってそんなに悪質性は感じないわけですよ。ましてや、たぶんその、取り調べの席でも、最初にもしかして謝罪の言葉を述べたかもしれないと。さらには彼にとってね、今回の事件で証拠隠滅を図るなんてことはないわけですよ。にもかかわらず、20日間の拘留っていうのは、何らかのこれは政府の意図も感じます」

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