「ムーブ!」胡錦濤来日の通信簿

2008.05.17 Saturday 03:00
くっくり



堀江政生
「これ、あれですね、これから定期的に会いましょうっていう話になってますから、2回め以降が実に大事ってことになりますね」

上村幸治
「ですね、はい」

堀江・関根
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 「フランスのワインを出すところをカリフォルニア産に急きょ替えた」「福田さんが気配りした」ってくだりですが、そもそもが夕食会の料理ってフランス料理だったんですよね?だったらワインだけ替えても……(^_^;

 それにしても今回の「ムーブ!」、コメンテーターのやりとり聞いてて、何か全体的にみんな胡錦濤に優しいなぁって感じがしたんですが。あの中国に厳しい勝谷さんですらも。

 とりわけ須田さんの「胡錦濤かわいそう」は優しすぎでしょう。だって向こうは天安門事件後と同様、国際的孤立から抜け出すために日本を利用するつもりで、あえてこの時期でも無理して来たんだろうと思うし。

 特に五輪問題で、福田首相から開会式に出席するという確約を取りたかったのに、共同記者会見の場で福田首相は「まだ先なんですね」「事情が許せば前向きに検討する」と、曖昧な言い方で先送り。その時の胡錦濤は明らかにショックを受けていた(って、私は会見の映像は見てないんですが、見た人はみんなそう言ってますね)。

 でも上村さんが共同声明に90点付けた時は、さすがにスタジオ全体が「え?甘くないですか?」という雰囲気になりました。
 そりゃ江沢民の時(あれは共同宣言でしたか)と比べたら、めちゃくちゃマシなのかもしれませんが……。


 胡錦濤訪日をどう評価するか。各識者の論評も出てきてますね。
 とりあえず産経に載ってた分だけご紹介。

【正論】「胡訪日」以後 杏林大学客員教授・田久保忠衛(5/13)
【正論】「胡訪日」以後 同志社大学教授・村田晃嗣(5/14)

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