「ムーブ!」胡錦濤来日の通信簿
2008.05.17 Saturday 03:00
くっくり
image[080513-14kyoudouseimei.jpeg]堀江政生
「ああー、そんなもんですか。ただ上村さんとしては、今回の共同声明、これ自体は90点と評価してらっしゃるんですね」
勝谷誠彦
「へえ〜」
堀江政生
「90点!」
関根友実
「はい。その共同声明の中にですね、『日本と中国の歴史を直視して未来へ向かう』という未来志向の言葉が盛り込まれていたこと、さらに『中国側は日本の戦後の平和国家としての歩みを積極的に評価』していることから、この枠組みとしては一定の評価を与えるべきだと」
堀江政生
「枠組みというところにおいては、いい方向に向かうきっかけにはなった」
上村幸治
「はい。まあずっとこれまで過去の歴史問題ばっかり言ってました。で、未来志向とかですね、あるいは戦後の評価、これはですね、実を言うとこの数年間、日本が一生懸命、中国に対して『認めろ、認めろ』と言って、認めなくって、やっと安倍さんの時に認めたんですね。で、それを認めて枠にしたんです。で、戦略的互恵関係ですから、お互いが自分たちの国益とかを考えて、損にならないようにうまく処理していきましょうということを、出来たんですね。だから僕はこの枠自体は非常に良かったと思ってます」
image[080513-15nihongawa.jpeg]堀江政生
「ただ今後こうした枠組みをもとに、日本はどういう対応をしていったらいいのかということについては、日本側の今回の対応は30点に過ぎないんだ、『具体的な問題解決に全力を尽くしてほしい。ギョーザ問題を忘れるんじゃないぞ』と、こういうことですね」
上村幸治
「つまりあの、日中共同声明にはですね、戦略的互恵関係があり、普遍的な価値つまり人権ですね、そういったものを大事にしましょうというのがあり、あるわけですね。だけどじゃあギョーザ問題は戦略的に対応を考えればですね、ちゃんと解決しなきゃいけなかった。でも実際には解決してないんですね。つまりせっかく枠を作っても、まだまだそれは活かして、活かしきれていない。だから具体的な問題を解決してほしい。解決をすることによってその枠の有効性を確認してほしい。特にギョーザ事件ですね。これをパンダで忘れてもらっては困ると」
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