「ムーブ!」胡錦濤来日の通信簿

2008.05.17 Saturday 03:00
くっくり



堀江政生
「何か福田さんはかなり気を遣ってて、フランスのワインを出すところをカリフォルニア産に急きょ替えた、なんて話もありましたね」

上村幸治
「ええ。つまりあの、パリで聖火リレー妨害されました。そういったのがあったんで、彼はワインをですね、替えて気配りをしたんですね。ま、これは配慮されたと思います」

堀江政生
「あ、そうですか」

image[080513-92katuya.jpeg]勝谷誠彦
「だけどね、これあの、胡錦濤さんも実は助け船を求めてたところがあると思うんですよ。福田さんが上手な外交のカードを切れば、非常にあの、恩も売れたしね。というのはね、僕がちょっと気になったのはですね、ずっとね、中国の報道官っていうのはですね、『ダライ』って言うんですよ。ダライ・ラマ猊下のことを。ところがね、胡錦濤さんね、日本に来る前からね、『ダライ・ラマ』って呼び始めたんですよ。ダライ・ラマの『ラマ』っていうのはこれ、上人という敬称なんですね。それを外すことで軽蔑した言い方をしてたのが、ちゃんとそれ、『ラマ』まで付けて呼ぶようになったから、何らかのこれ、ちょっと対話の気持ちはあったんですよね。そういうことを読みとるのが外交なんですけどね」

堀江政生
「ああー。そのあたりの微妙な変化を日本側はあまり感じてなかった」

勝谷誠彦
「福田さんはよく知らないんじゃないかな、チベット問題」

堀江政生
「さあそして意外だったのはですね、この東シナ海のガス田問題なんですが、これはどうなんでしょうか」

image[080513-12gasuden1.jpeg]関根友実
「はい。ガス田問題に対しては共同声明に『東シナ海を平和・協力・友好の海とする』という文言が盛り込まれまして、両方の首脳とも『大きな進展があった』と評価している。笑顔を見せているんですが、詳細に関しては一切発表されませんでした」

image[080513-13gasuden2.jpeg]堀江政生

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