2008.05.16 Friday 17:12
くっくり
同団体は配送所から、乗組員の了解を得ずに荷物を持ち出し開封していたが、「横領行為の証拠を入手するためで違法性はない」などと主張している。
一方、日本鯨類研究所によると、調査捕鯨船の乗組員は「土産」として1人最大で約7−8キロの鯨肉を、無償で持ち帰ることができる。石川創・調査部次長は「鯨肉は船内の施錠された冷凍庫で厳重に保管されており、勝手な持ち出しは不可能だ。船内は狭く隠すスペースもない」とする。
共同船舶では「勝手に段ボールを開けたことは盗みであり、許されない」と、グリーンピース・ジャパンの行為を強く非難している。
ところで、今回の告発にあたってグリーンピース・ジャパンは、乗組員が送ったとみられる宅配便の荷物の1つを、本人に連絡しないまま運送会社の配送所から持ち出し、中を開けたということです。この行為についてグリーンピース・ジャパンの弁護士は「証拠品であるうえ、不当な利益を得る意思もなく、違法性を免れることができると考えている」と話しました。一方、宅配便を取り扱った業者は「この荷物が見つからないため調査していたが、このような形で発見され驚いている」としていて、15日、警察に遺失物の届けを出しました。
調査捕鯨でとられた鯨肉の一部を乗組員が無断で持ち出したとされる疑惑で、環境NGO「グリーンピース・ジャパン」が15日の記者会見の際に宅配便で送られたとされる鯨肉を示したことについて、西濃運輸(本社・岐阜県大垣市)が「宅配便の段ボール箱1個がなくなった」として、青森県警青森署に遺失物届を出したことが16日わかった。
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