「アンカー」北をめぐって日米同盟危機と山崎拓の暗躍

2008.05.15 Thursday 01:51
くっくり



山本浩之
「そんなのアメリカ国内でも、言ってみれば国務省内でも、こんなのだめでしょって声はあるでしょ?当然」

青山繁晴
「だからそれは僕はさっきも言いました通り、たくさん批判はあるわけで、だから必ずこうなるってわけじゃありませんが、少なくともヒル国務次官補とその上のライス国務長官が、今回の文書が出たことによって、ブッシュ大統領にいよいよテロ国家の指定を解除すべきだという進言をしつつあるのは、もう間違いがありません。で、ブッシュ大統領がそれに色気を見せてる。決断したわけじゃないけど、色気を見せてることも間違いがないので、一番最悪の場合は、下手をすると今月いっぱい、そうでなくても6月にはテロ国家の指定の解除があるかもしれない」

山本浩之
「それはどうしてそんなに早いんですか?」

青山繁晴
「それはね、さっき言いました、その、お尻が切られてること考えると、それまでに成果出すためには、6カ国協議を開いたりいろんな手続きが必要になるじゃないですか」

山本浩之
「お尻っていうのは、つまりアメリカ大統領選に向けて」

青山繁晴
「大統領選挙とブッシュ大統領の任期が切れることについてね。だから早く6カ国協議再開しなきゃいけない。去年の9月から開けてないんですから。だからその、最悪の場合ですと、今月中か6月中にもそういう事態になるかもしれない。で、そうなるとですね、僕が今日最初にキーワードで示したように、まず、ヤマヒロさんの今の質問にもあったと思うんですけど、日本はアメリカと同盟結んでて、このままでいいのかという意見が日本の中に出てくる。一つは核保有国に北朝鮮がなった場合に、危ないのは日本ですからね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「皆さん、一昨年の10月の核実験の話しましたが、その3カ月前にミサイル7発撃ったの覚えてますよね?7発もあったけど、本当の中心はノドンという日本に届くミサイル、日本をターゲットにしたミサイルには、頭の上に核爆弾という重い物を載せられるように改良することが目的だったから、だからこのまま行くと日本だけが一番脅威を受けるわけですよ。しかもテロ国家の指定を外すっていうことは、同盟国の日本国の国民である、ひょっとしたら100人を超えてるかもしれない拉致被害者を見捨てるということですから、だから日米同盟の危機になります。だからとりあえずヒルさんを解任して姿勢を見せて下さいと言ってるんですが、しかしこれだけじゃすまない。今、僕が話した通り、拉致問題を考えるんだったら、これはまさかアメリカ任せにするんじゃなくてですね、日本がどうするかって話になります。で、その日本がどうするかって話について、皆さんにまず見ていただかなきゃいけない今日のキーワードは、これなんです」(フリップ出す)

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