「アンカー」北をめぐって日米同盟危機と山崎拓の暗躍
2008.05.15 Thursday 01:51
くっくり
山本浩之
「何じゃそりゃ(苦笑)」
村西利恵
「認知するため?」
青山繁晴
「すみません。英語をあえて出したんですけど、acknowledgeというのは中学ぐらいで勉強する単語ですから、皆さんも知ってる人多いと思いますね。このacknowledgeという意味は、ただ知るっていうだけです。つまり疑念を『そうですね』と認める意味はありません。『アメリカさんが疑ってること、俺は知ってるよ』と言ってるだけで、これを前進と言うというのはですね…」
村西利恵
「どういうことですか、これ」
青山繁晴
「どういうことですかって、まさしくその通りで、これは単にブッシュ政権が成果を上げたいからとか、そういう理由だけではやっぱり説明しきれないとこがあるわけです。で、本当はアメリカにはもう一つ深い、一段深い狙いがあって、それはこれなんです」
image[080514-13sinbei.jpeg]村西利恵
「北朝鮮は核保有国のまま親米国家へ」
青山繁晴
「はい。つまりね、皆さん、今日の今までの話で分かっていただけたと思うんですけれども、6カ国協議とか非核化のプロセスとか呼んでて、北朝鮮に核を捨てさせるような話をしてるように見えるけれども、ほんとはそうじゃなくて、今ある核、もう作っちゃった、特に長崎型のプルトニウムを作った核についてはもうそのまま認めると。核保有国にするという交渉なんですよ。だから別に今まで作った物の記録が出ればですね、北朝鮮は一定の正直さを出したっていうことにもなり、それからシリアとかウランは今後やらないと後で約束してくれればいいんだと。ね。つまり北朝鮮の核を認めるプロセスなんですよ。核を捨てさせるプロセスと日本の外務省も言ってるけど、違います。認めるプロセスなんであって、それはどうしてかというと、実はアメリカという国はいわば右手で中国の13億、14億の国民に物を売り、車を中心に物を売りながら、左手でしかし中国の首根っこをつかまえていたい。ね。もし北朝鮮を親米国家にしても、これが核を持ってないただの小さな国家だったら、中国にとって怖くも何ともない。しかしそれが小なりと言えども核保有国だったら中国に対してそれなりのプレッシャーになるから、アメリカとしては実は深い、国益からしたらですね、今後の世界を考えた時に、韓国も日本もアメリカが見たらもうあんまりあてにならないから、ここにくさびを持つことが大事なので、これを進めてるっていうことになるわけですよ」
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