「アンカー」北をめぐって日米同盟危機と山崎拓の暗躍
2008.05.15 Thursday 01:51
くっくり
image[080514-07ugoki2.jpeg]村西利恵
「テロ支援国家指定の解除へ」
山本浩之
「えーー」
青山繁晴
「どうしてこれがテロ国家の指定の解除になるのか?というのが一番不思議なところなんですが、まずですね、この動きを知って、ちょっと事前に知ってですね、僕はアメリカの国務省の幹部と会った時に、というのは先週に言いました、チベット問題に関して会ったわけですけど、その時に実はこの話も出まして、その時に僕は言ったのは、これに関連して、キム朝鮮担当部長じゃなくて『ヒル国務次官補を解任して下さい』ということを改めて要求しました。で、この番組で前にも要求したことを申しましたけど、もう一度それを実は要求したわけです。これどうしてかと言うとですね、この動きの裏にあること、あるいは裏で動いたのはやっぱりヒルさんなんですね。で、このキムさんという朝鮮担当部長はこの文書を北朝鮮から受け取ったのは5月8日なんですけど、ついこないだ。その1カ月前の4月にですね、こういうことがありました」
image[080514-08hiru.jpeg]村西利恵
「ヒルさんが勝手にハードルを下げて、プルトニウムを何kg作ったかの資料を出せば、アメリカは動くと約束してしまった」
青山繁晴
「はい。で、まずこのヒルさんがシンガポールに行きまして、そこに北朝鮮のカウンターパートナーの金桂冠さん、2人で酒飲んだり飯食ったりよくしてますね。改めてシンガポールで会って、シンガポールのアメリカ大使館の中で話をしたわけですね、4月8日に。その時に、ま、この話、この会談自体はいちおう報道されてますけど、中身っていうのは表に出てなかったんですけど、ここにシルエット出てますけど、ほんとはもっと多いです。複数の国務省の幹部の人たちや、あるいはアメリカの上下両院議員の証言を全部総合しますと、ヒルさんが勝手にハードルを下げて、この『勝手にハードルを下げて』っていうのは僕が言ってるんじゃないんです。こういう関係者の方々が実は言ってるわけですね。ヒルさんがその場で勝手にハードルを下げて、さっきVTRにもあった北朝鮮の作業が遅れてますね。つまり寧辺の原子炉を完全に無力化したり無能力化したり、それから今まで北朝鮮のやってきたことを全部出すっていう約束が守られないままになってる。それなのにヒルさんが勝手にハードルを下げて、要はプルトニウムを今まで何kg作ったか、その記録、資料さえ出してくれたらアメリカは動くというのを約束してしまった。『らしい』じゃなくて、この方々は実は断定してます。ヒルさんに言わせれば、これ動くと言ったんであってね、そのテロ国家の指定を解除すると約束してないってことになるわけですけど、当然北朝鮮の側としてはテロ国家の指定解除というふうに受け取ったわけですね。で、さっき言いましたアメリカの国務省の幹部に解任要求した時に、前に解任要求した時も否定はしなかったです、相手は。もちろんその、『解任します』とは言わないけど、『本国に伝える』と言ったわけですね。で、今回も否定はしなかった。ということは、ま、ここにもあるようにですね、このヒルさんの動きに対して国務省の中にも非常に異論があるわけです。それからアメリカの中でも、国防総省にも非常に批判があるわけですけど、それでもヒルさんがそうやって批判を受けながらもどうしてこんなに、いわば勝手に動けるのか」
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