「アンカー」北をめぐって日米同盟危機と山崎拓の暗躍

2008.05.15 Thursday 01:51
くっくり


「なるほど。山崎拓前副総裁の次の下準備、訪朝時には経済制裁解除をもうお土産として持ってこいと」

山本浩之
「めちゃくちゃやな〜」

青山繁晴
「はい。下準備っていうのは、福田さんの訪朝に備えた訪朝で来たいなら、経済制裁の解除を決めてこいと」

一同
「はあ〜」

青山繁晴
「で、これはあの、北朝鮮が言ってることは分かるんですよ。というのは福田内閣になってから、経済制裁を延長しましたね。福田さん、まあ北朝鮮について何もしてないけれども、経済制裁だけは延長したわけですよ。だから北朝鮮からしたら山崎さんの話は全然違うじゃないかと。で、ま、これヤマタクさんの方は経済制裁の解除決めてから行くんじゃなくて、その見通しだけでも作ったら受け入れてくれるんじゃないかと思ってるから、一生懸命、福田さんサイドにこの見通しについて決めて下さい、決断して下さいと言ってるんですが、福田さんは、さっきそんな度胸もないときつい言い方しましたが、はっきり言うとその通りであってですね、福田さんからしたらですね、福田さんの周辺に電話して僕聞きましたら、福田総理の考えとしてはね、アメリカがもしテロ国家の指定を解除したら、国民は『日本も経済制裁を解除してくれ』と言うはずがないじゃないかと。そうじゃなくて日本人は、日本国民、きっと怒るだろうと」

一同
「(口々に)そりゃそうですよ」

青山繁晴
「怒ってる中に経済制裁を解除するなんてそんな馬鹿なことはできないから」

山本浩之
「それぐらいわかるでしょう」

青山繁晴
「それぐらいわかるでしょうっていうことはその通りで、できないから、もっと北朝鮮と違う話をしてくれということを言ってるんですが、しかしヤマタクさんはしぶといですからあきらめてない。どうしてあきらめてないかと言うとですね、実はヤマタクさんはリアリストでもあるから、ヤマタクさんが見てる視界の中に何があるかというと、アメリカはやがてテロ国家の指定を外します。外したらその後に6カ国協議やります。6カ国協議に出てきた北朝鮮は急に柔軟になってます、おそらくね。すると北朝鮮も柔軟になった、アメリカも柔軟になった、みんな柔軟になってる中で、日本だけが拉致問題を理由に孤立して頑張れるのか?ということを実はヤマタクさんは見てて、そうなると6カ国協議があったら福田さんの姿勢も変わるんじゃないかってこと、見通してるわけです」

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